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ひざの痛みの緩和や予防に。大腰筋をピンポイントで鍛える筋トレ「ももアゲ」

2020.12.07

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧
365日美と健康のお悩み相談室

【お悩み】冬はひざ痛が出るのですが、予防法はありますか?


健康のためにウォーキングをしていますが、寒い季節はひざが痛み、歩くのがつらくなります。どうすればいいでしょうか?

【回答】太ももの筋力をつけることで痛みの緩和や予防ができます


寒くなってくると、血流が悪くなり、ひざ関節なども痛みやすくなります。


そんなひざの痛みを改善するためにはどうすれば良いか、医学博士の久野譜也先生の著書『死ぬまで歩ける! 7秒筋肉体操』より紹介します。

ウォーキングよりも「筋トレ」を優先

「筋肉が強化されれば、関節の痛みの緩和や予防になります。そもそも、ひざ痛や腰痛などの原因は筋肉の衰えであることが多いのです。

また、腹筋や背中の筋肉が衰えると猫背になり、腰痛や肩こりを引き起こします。筋肉には関節を支える役目もありますから、筋肉の衰えは関節の負担増につながり、軟骨のすり減りなどの不具合を招きやすくなるのです」(久野先生)

ラクにできる「筋トレ」として久野先生が提唱しているのが、以前にも紹介した「7秒筋肉体操(ゆるスク)」です。

「ひざや腰に痛みがある場合は、ウォーキングよりも筋肉体操を優先してください。たとえ80歳代でも90歳代でも、年齢に関係なく、筋トレをすれば筋肉は必ず増えます。

痛みがあるからといって、まったく体を動かさないでいれば要介護・寝たきり生活にまっしぐら。“廃用(はいよう)”といって、人間の体は使わない部位がどんどん衰えていきます。

長期入院などで安静状態が続くと筋肉が細くなるのは、その代表例です。医師に運動を止められている人でない限り、無理のない範囲で体を動かすようにしてください」(久野先生)

基本の体操に「ももアゲ」をプラス

今回は、基本の「7秒筋肉体操(ゆるスク)」に加え、大腰筋をピンポイントで鍛える「ももアゲ」も紹介します。

やり方は、足を軽く開いて、片足ずつゆっくり上げ下げするだけととても簡単です。

1. 足を軽く開き背すじを伸ばして立つ
2. 太ももが床と平行になるくらいまでゆっくりと上げる

3秒かけて太ももを上げ、1秒キープし、3秒かけて元に戻す、これを左右それぞれ10回くり返しましょう。

ひざ痛がある方、体の衰えを感じる方は、基本の「7秒筋肉体操」と「ももアゲ」を日課にしてくださいね。

「ももアゲ」を実践!

久野譜也/Shinya Kuno

1962年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。医学博士。2002年、健康増進事業を推進する筑波大学発ベンチャー、(株)つくばウエルネスリサーチを設立。エビデンスに基づいた超高齢社会に対する日本の健康政策の構築を目指し、100 以上の自治体と協働し、啓蒙活動に努める。








『死ぬまで歩ける! 7秒筋肉体操』(世界文化社)
久野譜也(著)

イラスト/umao 撮影/岡田ナツ子 編集協力/山岸美夕紀
質問・お悩みを募集中!・・・連載「365日美と健康のお悩み相談室」では、読者の皆さんからのお悩みや質問を募集しています。こちらのフォームからお気軽にお寄せください。
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