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膝が悪くてあぐらで座れない人もできる。椅子に座って行う「イス禅」を実践!

2020.10.29

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧

【お悩み】膝が悪いのですが、椅子に座ったまま坐禅はできますか?


坐禅に興味があるのですが、膝が悪いためあぐらがかけません。あぐらのポーズ以外で坐禅はできませんか?

【回答】場所を選ばず気軽に実践できる「イス禅」がおすすめです


昨今、ストレスの軽減や集中力向上のため、坐禅や瞑想がアメリカの大手IT企業でも取り入れられ、注目されています。ですが、坐禅は一般的にあぐらで座って行うもの。膝が悪く、あぐらや正座などで座れない人は行えないのでしょうか?


今回は、曹洞宗僧侶の藤田一照さんの著書『「禅トレ」で生きるのがラクになる』より、椅子に座ったまま行える「イス禅」をご紹介します。

「イスに浅く坐り、骨盤を立てて背すじを伸ばしたら、右手を下、左手を上にして手を重ね、脚の付け根の真ん中に自然に置きます。どこにもムダな力を入れず、ただ、骨盤と背骨に体を預ける感じで坐ってみましょう。それだけで、足を組んで行う坐禅と同じような効果が得られます。

あとは、一般的な坐禅と同じく、一度深呼吸してから、自然にまかせて鼻呼吸に。呼吸の自然な流れを感じながら、入ってくるまま、出ていくままにまかせましょう」(藤田さん)

上体をゆらして心身のバランスを整える

さらに、藤田さんが提唱する「1分禅トレ」では、このまま上体を左右にゆらしてまっすぐな姿勢で静止する動きを1分ほど行うことで、体と心のバランスを調える効果が得られるそうです。

「“坐禅”は身心が調う修行法としてひじょうにすぐれた力を持っています。

悩みや苦しみを深く理解し、学び、人生に生かしてゆく。坐禅とは、状況をそのまま受容し、そこにとどまり続けるレッスンであり、形から学ぶことで自然と体感することができる修行です。

坐ることで、ごく自然に身心が調い、「悩みに強い自分」になっていきます。最初は短時間でもいいですから、毎日坐ることを習慣にしてみましょう。必ず人生が変わります」(藤田さん)

ぜひ、膝の悪い方もそうでない方も、坐禅もしくは「イス禅」で、心と体を整える習慣をつけましょう。

藤田一照/Isshou Fujita

曹洞宗僧侶。33歳で渡米し、マサチューセッツ州ヴァレー禅堂住持を務めるかたわら、近隣の大学や瞑想センターで坐禅指導に携わり、2005年帰国。2010年より曹洞宗国際センター所長(2018年3月退任)。Google、Facebook、Starbucksなどアメリカの大手企業でも坐禅を指導。神奈川県葉山を拠点に坐禅の研究、指導にあたるほか、オンライン禅コミュニティ大空山磨寺の主宰などワールドワイドに活動。




イラスト/umao 中村久美 編集協力/山岸美夕紀
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