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気になる「プチ整形」。国によって違う美容整形事情、トラブル対応やリスクなど

2020.09.28

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧

【お悩み】韓国のプチ整形が気になります


韓国でプチ整形をしたいと思っています。韓国のほうが、上手なんでしょう?

【回答】トラブルの際の対応やリスクをよく考えて


回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)


今や美容好きの間では、韓国は美容整形の技術が進んでいるというイメージも。かつては日本がリードしていたのですが、美容外科手術に対する否定的なイメージが強い日本を尻目に、手術にも積極的な韓国が追い上げたというのが現状です。

とはいえ、症例数では現在でも日本は世界3位と多く(アメリカ、ブラジルに次ぐ)、技術面でもどちらが上かは決めかねます。

国によって求められる分野が違う

というのも、韓国では“あごの骨切り”と呼ばれる輪郭の骨の切除など、ハードな手術は症例数も多く技術も優れているといわれますが、二重まぶた手術や鼻筋を整える隆鼻手術、ヒアルロン酸注入などで顔立ちを自然に整える治療は、日本が得意。求められる分野が違うのです。

実際に韓国で本格的な手術を受けるとなると事前の血液検査や術後の抜糸などで、何度も往復するか、1週間程度の滞在は必要。万が一のトラブルの際の対応も(自国でも大変なのですから)、準備しておいたほうがいいでしょう。

プチ整形の場合も、日本とは事情が違う

レーザー治療やプチ整形の場合も、日本とは事情が違います。日本では医療機関でしか使えないレーザーや超音波などの機器が、韓国ではエステティックサロンなどでも施術できることがあり、施術費はかなり安価です。ただ、エステティックサロンでは機器の出力が制限されているうえ麻酔が使えないので、低出力でも痛みは強いという問題が。

「かなり痛かったので、すごく効果がありそうな気がしたけれど、結果はそれほどでもなかった」という残念なケースもあります。交通費や滞在費もかかるわけですから、韓国美容手術はそれほどお得とはいえないようですね。

※世界美容整形外科学会の調査による。

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近藤須雅子/Sugako Kondo

美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。著書『プチ整形の真実』、『9割の人が間違っている化粧品「効きめ」の真実』(ともに講談社)など。
イラスト/umao
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