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荒れがちな夏の肌の調子を整えるには、あの「フルーツの皮」を食べましょう

2020.08.09

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧はこちら

【お悩み】夏は肌の調子が悪くなります。美肌を保つ方法は?


肌になんだか疲れが出てしまっています。外で日差しを浴びることも増えてきて、化粧をする前やメイクを落とした後に、いつもより肌の調子が悪く感じて気になります。

【回答】抗酸化力に優れた桃やすいかを食べましょう


夏は、強い紫外線などによって肌が荒れがちです。ていねいなスキンケアはもちろんのこと、ほかにどんなことに気をつけると良いか、抗加齢医学を専門とするアンチエイジングドクター、日比野佐和子先生の著者『40歳からの食べ方レッスン習慣力で若返る!』からご紹介します。


食べ物から良質な酵素を補うことが必要

「ポイントとなるのは、生のフルーツや野菜。生で食べることで、アンチエイジングのカギとなる、野菜や果物の酵素や栄養素が効率よく摂取できるからです。

この酵素は、私たちの体内で作られ、消化活動のほか、呼吸や血流、栄養の吸収や老廃物などの代謝、ホルモン分泌など生命活動のために必要ですが、40歳ごろから急激に減少するので、食べ物から良質な酵素を補うことが必要なのです。

酵素は熱に弱く、48℃以上の熱で破壊されてしまうため、加熱せず、生の状態でとりましょう」

スイカの皮のサラダや漬け物がおすすめ

「フルーツなら生で食べやすく、アンチエイジングに欠かせない栄養成分もいっぱいです。特に旬のものは効果倍増。毎日積極的に食べましょう。

夏は抗酸化力にすぐれた桃やスイカを。スイカの赤い果肉にはβ-カロテンとトマトと同程度のリコピンが含まれ、肌の老化やがん予防、脂肪燃焼効果も期待できます。

また、皮にはアミノ酸の一種シトルリンが含まれ、血流を改善し、肌の若さを保ちます。硬い外皮をむき、よく洗って食べやすく刻んでサラダや漬け物に活用すれば有効成分がムダなく摂取できるでしょう」

秋や冬にも旬のフルーツを摂取して

「秋から初冬には梨を。また、オレンジは抗酸化作用にすぐれ、ビタミンCによる美肌・美白効果も期待できますから、生で積極的にとりたいもの。

とくにおすすめなのは、バレンシアオレンジです。注目の成分ノビレチンが体の酸化と糖化を抑えてくれますよ」(日比野先生)

旬のフルーツの力を借りて、一年中、美肌を保ちたいですね。

日比野佐和子/Sawako Hibino

医学博士。アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。内科医、皮膚科医、眼科医。大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。

現代医療の立場を踏まえ、欧米のアンチエイジング医学、中医学、アロマセラピーなどを取り入れた実際的な診療で定評がある「結果を出すドクター」。








『40歳からの食べ方レッスン 習慣力で若返る!』(世界文化社)
日比野佐和子(著)

イラスト/umao 編集協力/山岸美夕紀
質問・お悩みを募集中!・・・連載「365日美と健康のお悩み相談室」では、読者の皆さんからのお悩みや質問を募集しています。こちらのフォームからお気軽にお寄せください。
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