美容・健康

原因不明の長引く腰痛は“脳の不具合”と関係が!「3秒これだけ体操」で改善

365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧はこちら

【お悩み】長年、腰痛に悩んでいます

長年、腰痛に悩んでいますが、病院では異常がないといわれています。

【回答】原因不明の長引く腰痛は“脳の不具合”を疑ってみてください

原因のわからない腰痛が長年続いている……そんな方は少なくないようです。

ですが近年、これまでの腰痛の常識を大きく覆す研究結果が複数発表されるようになったそう。

『腰痛は脳で治す!』の著者・松平 浩先生に聞きました。

「腰痛は、骨折や坐骨神経痛を椎間板(ついかんばん)ヘルニアなど、医師の診察や画像診断によって原因が特定できる腰痛(特異的腰痛)と、痛みの原因となる異常や病気の特定が難しい腰痛(非特異的腰痛)に大きく分けられ、腰痛患者さんの約85%が後者といわれています。」

原因不明の腰痛が起こる要素は、おもに二つ

多くの人を悩ませる原因の特定できない腰痛が起こる要素は、おもに二つあります。

まず一つは、ふだんから姿勢が悪いことなどを原因とする腰自体の不具合。

そしてもう一つが脳機能の不具合です。

腰痛に対する過剰な不安や恐怖があると、脳内の痛みを抑制する機能を低下させ、痛みを増大させるのです。

いわば、“腰をかばいすぎて過剰に痛いと感じ続けている”といった状態です」(松平先生)

「3秒これだけ体操」で、改善できる可能性がある

こうしたタイプの腰痛は、松平先生の編み出した「3秒これだけ体操」で、自分で改善できる可能性があるそう。やり方は、次の3ステップです。

無理をせず「痛気持ちいい」と感じるところまで徐々にしっかりそらしていきましょう。腰の柔軟性が戻り、次第に痛みがやわらいでいくはずとのこと。

そして「そらしても大丈夫」と脳に刷り込んでいくことで、腰痛に対する恐怖心が減り、脳機能の不具合も解消されていきますよ。ぜひ実践してみてください。

「3秒これだけ体操」を実践!

▼体操の方法は下の写真をスワイプしてをご覧ください▼

松平 浩/Kou Matsudaira

医学博士。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座特任教授。福島県立医科大学医学部疼痛医学講座特任教授(兼務)。日本整形外科学会専門医。日本腰痛学会評議員(編集委員)。国際マッケンジー協会認定セラピスト。1992年、順天堂大学医学部医学科卒業。

東京大学医学部附属病院整形外科助手、英国サウサンプトン大学シニアリサーチフェロー、関東労災病院勤労者筋・骨格系疾患センター長等を経て2014年、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター特任准教授。2016年4月より現職。

長年にわたり、腰痛の心理社会的要因との関連等を研究し、成果を上げる。腰痛の診断から予防・治療を体系化したプログラムの開発に努め、社会的な痛みである腰痛のセルフマネジメントの啓発に力を注ぐ。腰痛対策のエキスパートとして各メディアで活躍中。 https://lbp4u.com/


イラスト/umao 撮影/西山 航(世界文化社) 編集協力/山岸美夕紀


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