美容・健康

ストレス社会での「美」の在り方を、静かに咲く「椿」に見る

日本の季語12か月〔美容歳時記〕
俳人・櫂 未知子さん

4月の季語「椿(つばき)」

「損をしている」と思えて仕方のない春の花がある。それは「椿」。

花どきが長いせいか、途中で桜が開花し、そして散り、いつしか葉桜へと移っていってしまう――それでも椿は静かに自分の本分をまっとうしようと努力しているように思えて仕方ない。

そう、この花は一見派手でありながら、じつは自らできることをひっそりと、あるいは営々とつづけている花なのである。

落椿われならば急流へ落つ
——鷹羽狩行

俳句を始めて少し経ったころ、この句を読んで息を呑んだ。たとえば広告のポスターによくある、古刹の庭に散らされた「いかにも落椿」ではなく、自分を椿にたとえた句は初めて読んだ。

そのへんの静かな水に、もしくは誰も歩いていない庭にぽとんと落ちるのではなく、とにかく「急流」。下品な言い方になるかもしれないが、この作品にはしびれた。

平穏な生き方を望む人ばかりではない。波乱万丈を望む人ばかりでもない。しかし、この句を読むたび、激しい流れにわが身を投じてみたい衝動に駆られて、心から困ってしまうのはたしかである。

かい みちこ◎「群青」共同代表。俳人協会理事。最新句集『カムイ』(ふらんす堂)が俳人協会賞、小野市詩歌文学賞を受賞。著書多数。

〔今月の逸品〕
ゲラン オーキデ アンペリアル ザ ナイト セロム
急流のようなストレス社会で乱れがちな睡眠と夜の肌老化に着目した美容液

ゲランのオーキデ アンペリアル ザ ナイト セロム

一日の疲れをリセットしてピンと肌を引き締め、輝かせる

ストレスや加齢で慢性的な“低酸素状態”になった細胞と肌老化の関係を解き明かし、活力に満ちた肌へと導くゲランの「オーキデ アンペリアル」シリーズ。

最新の美容液は、低酸素状態が緩和されるはずの夜間にも、睡眠トラブルによるエイジングと酸素不足が加速しているという事実に着目して誕生。睡眠中に生じやすい縦ジワ、むくみを解消して、翌朝は艶やかな引き締まった肌に。

近頃疲れを感じている人に、上質な睡眠をとったかのような肌を叶えてくれる、夜間のためのパワフルな美容液です。30ml 5万8400円

●お問い合わせ
ゲランお客様窓口
TEL:0120-140-677
https://www.guerlain.com/jp/ja

表示価格はすべて税抜きです。

撮影/唐澤光也〈レッド ポイント〉 スタイリング/細田宏美

『家庭画報』2020年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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