美容・健康
2019/04/04
40代のリップ選び 第3回(全7回) つい、いつも同じ“マイ定番色”を手にとってしまいがちな口紅。意外と難しい40代の色選び、その心得をヘア&メイクアップ・アーティストのAKANEさんに教えていただきました。前回の記事はこちら
第3回では、大人こそ挑戦したいピンクリップの選び方をご紹介します。
「40代のリップ選び」目次
1. 王道リップの選び方
2. ベージュリップの選び方
3. ピンクリップの選び方
4. オレンジリップの選び方
5. ティントリップの選び方
6. マットリップの選び方
7. リップの素朴な疑問コラム
メイクのプロであるAKANEさんが考える、大人のピンクリップの選び方とは?
ポイント1
ピンクリップへの苦手意識を捨てよう
「大人になって経験を積むほど、自分に似合う色のパターンが決まってくるものです。
ピンクリップは苦手意識から、手に取らない方も多いのではないでしょうか?
しかし、“自分のキャラではないし、今の年齢でピンクはちょっと・・・”という人にこそ、ピンクリップは挑戦してほしいアイテムです!」とAKANEさん。
「大人がピンク色を纏うと柔らかく優しい雰囲気が出るので、ご自身では苦手だと思っても、客観的にはとても素敵に見えるのですよ」。
ポイント2
マイナス意識からではなくプラスの意識で色を選ぶ
「口元に自信がない方が目立たないように薄い色を選んだり、メイクをすることが“義務感”になってしまっていたり・・・・・・」。
マイナスのイメージから色選びをすると失敗してしまいます。
「まずは自分が元気になれる色を選びましょう。
ピンクは塗ることで、顔が華やかに明るくなって、ポジティブな気持ちを実感できる色です。自分が元気で機嫌が良いと、周囲にも良い影響を与えることができますよ」。
ポイント3
透明感のあるピンクを選ぶ
上手に取り入れるポイントは、桜色やクリアピンクなどの透明感があって主張し過ぎないピンクを選ぶこと。
「さらにツヤ感があれば言うことなし。適度なうるおいとツヤは、縦ジワを自然にカバーして若々しい唇をつくってくれます」。
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肌馴染みがよく透明感のある濃い桜色は、素の唇がふわりと色づいたような可憐な印象を演出してくれる。華やかに見せつつも主張し過ぎない色味を選ぶのが成功のコツ。
クレ・ド・ポー ボーテ ルージュミヌ 7 キャンディーピンク 5000円 お問い合わせ/クレ・ド・ポー ボーテ フリーダイヤル0120-81-4710
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弾けるような鮮やかさが印象的なピンク。青みや白みといった顔色を悪く見せる色素が入っていないため、ビビッドなピンクでも驚くほど取り入れやすいのが特徴。
クラランス ウォーターリップ ステイン 07 スパークリング ヴァイオレット ウォーター 3000円(5月24日数量限定発売) お問い合わせ/クラランス 電話03-3470-8545
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周りと差をつけたいなら、深みのあるベリーピンクを。可愛らしさや甘いイメージが苦手で、ピンクリップを避けていた人も、落ち着きのあるベリー系のピンクならレッドリップ感覚でつけられるはず。
実際に塗ってみたら・・・?下の写真をスワイプしてご覧ください。
雑誌をはじめ、映画や映像、CM、イベントなど幅広く活躍。「その人の本来の良さを引き出すメイク」が信条。女優や著名人はもちろん文化人からも多くの支持を得る。
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撮影/大見謝星斗 取材・文/大西マリコ
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