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細胞の老化を防ぐ「山田式ファスティング」とは?

2018.11.22

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治る力  現代人は医療や薬に頼りすぎて、もともと備わっている自然治癒力が減退しているといわれます。“治る力”を活性化するにはどうしたらよいか、専門家にお答えいただきます。記事一覧はこちら>>

細胞から元気になる(1)
自然と共生する生き方こそ細胞が活性化する近道


細胞が持つ自己修復力を引き出して病状を改善するという健康法に出会い、自らの病を克服した山田豊文さん。その経験などを土台に山田さんが構築した「細胞環境デザイン学」とは? その概要についてうかがいます。

山田豊文(やまだ・とよふみ)先生


杏林予防医学研究所所長
山田豊文(やまだ・とよふみ)さん

あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を独自に提唱。「杏林アカデミー」(2013年開校)や「アカサカフロイデクリニック」(2015年開院/最高顧問に就任)を通じて、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。著書・監修書に『細胞から元気になる食事』(新潮社)、『死ぬまで元気に生きるための七つの習慣―自然的生活のすすめ―』(山と溪谷社)、『老けない体をつくる新習慣』(宝島社)など。

細胞内のミトコンドリアが生命エネルギーを生み出している


当研究所付属の杏林アカデミーが、2013年に始めた“細胞環境デザイン学”の講座には、一般のかたがただけでなく、医師や看護師、管理栄養士など、医療従事者も数多く受講されています。

その講座の内容をわかりやすくいえば、「私たちの体を構成する約60兆個の細胞が元気に働く環境を整え、自然治癒力を十分に発揮できる体づくりのための方策を研究している学問」となります。

ところが現代の薬や医療は、その治癒力をかえって抑制することが多いように思います。そこで医療に携わるかたがたには患者さんたちの“治る力”を最大限に発揮できるようにサポートしてほしい、一般のかたがたにはここで学んだ治る力を高める方法を周囲にも伝えてほしいと願い、“細胞環境デザイン学”の普及に努めてきました。

さて、その細胞1つ1つに存在する小器官、ミトコンドリアは、私たちが摂取した食べ物を利用してエネルギーを産生し、そのエネルギーは体を動かし、ものを考え、内臓を働かせるなど、さまざまな生命活動のために使われています。

私たちが生きるうえで、エネルギーの産生がいかに大切かは、燃料が切れた自動車や停電時の冷蔵庫は“ただの箱にすぎない”ことをイメージしていただければわかりやすいかもしれません。

現代はこれと同じように、ミトコンドリアの不調でエネルギーを適切につくることができにくくなり、さまざまな病気に見舞われているかたがたが大勢おられるように思います。

細胞環境デザイン学ではミトコンドリアを元気にするための3つのポイントを、“寒さ、運動、断食”としています。これらは細胞の環境を整えていくための、とても重要な要素です。

詳しく説明しましょう。
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