〔特集〕アクティブな習慣、ナチュラルなお手入れで“いつまでも輝く” エイジレスビューティへようこそ・
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エイジレスビューティの実践
前田美波里さんにならう輝きの秘訣

ワンピース5万600円 パンツ3万3000円/ともにダブルエヌティ(チェルキ) ピアス151万8000円/ケイテン(ラ パール ドリエント) その他/スタイリスト私物
自分と向き合いながら日々、しなやかに挑み進む
背筋の伸びたしなやかな佇まい、流れるように美しい所作、そして周囲を明るく照らす晴れやかな笑顔。前田美波里さんは、存在そのものが一幅の絵のように人を惹きつけます。御年77歳とは思えない若々しさと、年輪を重ねてなお増す輝き。その源はどこにあるのでしょう。
「私は何を望んでいるのか。まず自分に問いかけるようにしています。自分と対話する中で、心も体も肌もいま必要としているものが自然と見えてくるのです。そうすれば、どんな時も揺らぐことなく、最高のパフォーマンスで臨める。それが舞台人としての矜持ですから」と語ります。
お風呂上がりに鏡の前に立ち、全身を観察するのが日課。お手入れもまた、必要なものを見極め、余計をそぎ落とした“シンプル”が軸になっているそう。
「人は本来、自ら美しくなる力を持っています。ですからスキンケアもずらりと並べず、高機能なものを選び、シンプルなステップをさっとが基本。めぐりを促す簡単なマッサージも無理なく続けています。そして疲れが溜まったときや大切な日の前だけ、特別なシートマスクで肌に投資するようにしているんです」と美波里さん。
「感情豊かに“顔を動かす”。口角が上がり、顔にハリが出ます」
ワンピース3万4100円/スコルッツォ(チェルキ) ピアス2万2000円/アビステ
肌にハリが宿り、口角がきゅっと上がっているのは、「顔も筋肉に支えられていますから。舌を大きく回したり、眉を上下させたり鍛えているんです。人にはお見せできない顔ですけれど(笑)」と明かしてくれました。日々、感情豊かに表情を動かすことこそ、顔をゆるませない秘訣だと気づかせてくれます。
年齢を重ねるほど揺らぎやすい心について尋ねると、「不安はね、自分で解消しなくてはいけないの。嫌な気持ちがよぎったら、考えるより先にまず“体を動かす”のがモットー。私はプールでひたすら泳ぐようにしています」ときっぱり。迷いに立ち止まらない姿勢に、しなやかな強さがにじみます。
そして挑戦し続ける姿勢もまた、美波里さんの大きな魅力。70代となってもミュージカル『ピピン』で空中ブランコに挑み、大きな話題を呼びました。
70代で空中ブランコにも挑戦
2022年 ミュージカル『ピピン』=キョードー東京 提供
「あきらめるなんてもったいない。年齢を重ねれば、いろいろと起きるもの。でもその中で、日常の小さなことでも、挑戦し続けることが大切だと思っています。ここ数年続けている水泳も、今ではバタフライを身につけましたし、お手入れも食も、いまの自分が求めるように少しずつ更新しているんです」
本取材でも新たな魅力をのびやかに放ち、華やかな余韻を残してくれました。
前田美波里さん流
5つの美の哲学

「どう? と常に自分のカラダにたずねる。自分と対話できるようになることが大切」
Tシャツ3万8500円/ドロシー シューマッハ デニムパンツ7万1500円/セブンティ ヴェネツィア(ともにサン・フレール) リング右手1万6500円 リング左手1万4300円/ともにワンエーアールバイウノアエレ(ウノアエレ ジャパン) 靴14万3000円/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス) ソファ45万1000円/ヴィトラ
1.スキンケアはシンプル イズ ベスト肌力を呼び覚ます、高機能なアイテムによるシンプルケアが基本。「潤いと艶で満たす『SHISEIDO フューチャーソリューション』の保湿液と、イベント前の『クレ・ド・ポー』のマスクセットは欠かせません」。
2.自分でマッサージも。“めぐらせる”を習慣にエネルギッシュな若々しさは、めぐりのよさの証。「表情筋を鍛える顔ストレッチに加え、耳回しも。また、顔も体も頭皮もすみずみまで栄養が行き渡るよう、めぐりを促すもの選びと、こまめなマッサージも心がけています」。
3.食はバランスよく楽しく。足りない栄養素のみきちんと補う体の声に耳を澄ませ、旬の食材をバランスよく摂る健啖家。「よく動きますし、これからも舞台に立ち続けたいですから、お魚や卵などのたんぱく質、そして毎朝『骨こつケア』を意識して摂るようにしています。料理や飲み水には、もう約20年以上、『財寶温泉』を続けています」。
4.まず何事も体を動かしてみる、そこからすべては始まる年齢を重ねるほど、不安や悩みは誰にでも訪れるもの。「そんなときは、考える前にまず体を動かすのが一番。汗とともに気持ちもすっと軽くなりますし、心地よい疲れが深い眠りへと導いてくれますから」。
5.人生は、挑戦の連続でありたい。だからこそ、焦らなくていい「常に新しいことに挑戦することこそ、人生の楽しみ」と語る美波里さん。舞台の階段で膝が痛む日や、朝方ふと目が覚めて眠りが浅くなることもあるそうです。「そんなときこそ、自分を俯瞰し、ひと息ついて焦らないことが大切なんです」。
前田美波里さん(まえだ・びばり)1948年生まれ。圧倒的なオーラとしなやかな身体表現で、舞台の観客を魅了し続けるレジェンド。1964年にミュージカルで初舞台を踏み、1966年に資生堂のCMで脚光を浴びる。その後も50代、60代で再び資生堂のCMに登場し、現在はビューティアンバサダーとして活躍。「一度目の契約は親のおかげ、二度目は自分の人生が評価されたと感じて嬉しかった」と語る。2026年7月23日(木)シャンソンの祭典「第64回パリ祭」出演予定。
(次回へ続く。
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