美容・健康

【松岡修造の健康画報】“キンニク先生”こと森谷敏夫先生に聞く、健康長寿の秘訣とは

松岡修造の人生百年時代の“健やかに生きる”を応援する「健康画報」 人生百年時代の今、健康で幸せな「百寿者(ひゃくじゅしゃ)」になるために大切なこととは? 今回ご教示くださったのは、『京大の筋肉』などの著書で知られる“キンニク先生”こと、森谷敏夫先生71歳。健康に関する膨大かつ最新の知識と松岡修造さんにも引けを取らない立派な筋肉の持ち主です。取材は先生おすすめのスクワットを教わることから始まりました。前回の記事はこちら>>

健康画報

「腰を落とすときはゆっくり、上げるときは一気に!」と森谷先生。メリハリをつけて効果的に筋力をアップさせるのが森谷式スクワット。

京都大学名誉教授/おせっかい倶楽部代表取締役 森谷敏夫先生

森谷敏夫先生

60歳で再開した空手は現在3段という森谷先生。隆々とした力こぶに、元トップアスリートの松岡さんもたじたじの様子でした。

森谷敏夫先生(もりたに・としお)
1950年兵庫県生まれ。1980年に南カリフォルニア大学大学院スポーツ医学博士課程修了。専門は応用生理学とスポーツ医科学。京都大学名誉教授、中京大学客員教授。NPО法人エビデンスベーストヘルスケア協議会理事。おせっかい倶楽部代表取締役。整形外科的に運動が困難な人などのため、筋電気刺激で筋肉を収縮させる器具「筋電メディカルEMS」を開発中。従来品に比べて痛みがないのが特徴で、2022年中に発売予定。4人のお姉さまも心待ちにしているそう。

どうしたら健康に年を重ねられますか?── 松岡さん
「筋肉をつけることが重要です。体が元気だと心も元気になります」── 森谷先生

松岡 森谷先生は“キンニク先生”と呼ばれていると伺いました。ずっと筋肉を研究されてきた先生から見て、筋肉とはどんな存在ですか?

森谷 大事な、愛おしい存在です。筋肉は女性なら体の3~4割を占め、「最も大量に糖質と脂肪を燃焼してくれる臓器」なんですね。筋肉が衰えると糖尿病になったり、メタボになったりする。また、筋肉は勝手に動いているわけではなく、脳が動かしてるわけですから、「体を動かすことは脳を動かすこと」。筋肉をつければ、脳を筆頭に、心臓や循環器系などの機能も活性化します。中高年の人に、今からどんどん筋肉を大きくしようとはいいませんが、今ある筋肉を維持する努力は必要だとわかってほしいです。

松岡 僕はアスリートとして筋肉の大切さをずっと勉強してきましたし、実感もしているので、先生のおっしゃることがよくわかります。それだけに、なぜみんなが筋肉をつけないのか、すごく不思議なんです。情報が足りないからではないでしょうか。

松岡修造さん

筋肉は30歳過ぎから毎年1パーセントずつ減る!

森谷 それはあるでしょうね。あとは、機能というのは、失い始めてやっと大切さがわかるということもあると思います。いちばん筋肉を意識されているのは、筋力の低下を日々実感している70代、80代のかたがたで、異口同音に「足腰を強くしたい」とおっしゃる。筋力がないと、何かにつまずいたときにパッと一歩が出ないから、みなさん歩くのも怖い。そして、足腰が弱ると心臓も弱り、心も萎えていきます。一方で、30代、40代、50代の人は日常に支障なく動けているので、あまり危機感がないんですね。でも、実際は、30歳を過ぎた頃から、年に1パーセントずつ筋肉は減っています。

松岡 1年に1パーセントですか! でも、筋肉はつけることができますよね?

森谷 はい! できます。

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