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今日から「眠活」!免疫力、生活習慣病やメンタルヘルスにも関連する「睡眠」の重要性

2021.11.17

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幸福長寿に導く5つの活 第11回(全16回) 「幸福長寿」の決め手は、健康寿命をいかに延ばせるかということ。そして、それは自分でも心身の衰えを感じるようになった今からの生活の過ごし方とも深くつながっています。“現在の私と未来の私”のためのセルフメンテナンス法をご紹介します。前回の記事はこちら>>

眠活


質のよい睡眠は病気を遠ざけ、心身の健康を保つ基本


質のよい睡眠は病気を遠ざけ、心身の健康を保つ基本
セイコー置時計38万5000円/和光

〔お話ししてくれたのはこの方〕西野精治先生


質のよい睡眠は病気を遠ざけ、心身の健康を保つ基本
スタンフォード大学医学部 精神科教授。1987年大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科に留学。過眠症「ナルコレプシー」を研究、2000年に主たる発生機序を突き止める。05年より同大学睡眠生体リズム研究所所長。

生活習慣病やメンタルヘルスに関連する睡眠


睡眠は健康寿命に最も関係している要素の一つといえます。睡眠中には、目覚めたときにベストな状態になるように、体内で自律神経や脳内化学物質、ホルモンが休みなく働いています。体の傷ついた部分を修復したり、記憶を定着させたりとさまざまな活動が行われているのです。起きている時間のパフォーマンスを高めるためには、睡眠の質は非常に大切です。

逆にいえば、質のよい睡眠がとれないとホルモンバランスが崩れ、肥満、糖尿病、高血圧といった生活習慣病の発症や悪化を招きます。

また、睡眠は免疫力とも関係していて、睡眠不足は感染症やがんなどのリスクを高めます。 不眠は、認知症、うつ病や不安障害の一症状としてもあらわれ、また、これらの病気の発症や悪化の引き金にもなります(下のグラフ)。

睡眠時間は、一般的に6時間は必要といわれています。「4時間程度の睡眠でも健康を維持できるショートスリーパーがいますが、これらの人には共通の遺伝的素因があります。大半の人はそのような遺伝子を持っていません」と西野精治先生は話します。

不眠になると、うつ病や不安障害などの発症率が高まる
質のよい睡眠は病気を遠ざけ、心身の健康を保つ基本
米国の21~30歳の男女1200人を対象にした調査では、不眠の人のほうがうつ病や不安障害などを多く発症していた。特にうつ病や薬物依存では顕著。Breslau N et al. Biol Psychiatry 1996;39(6):411-418より改変
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