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手軽で効果的に“温活”。体温を上げて、睡眠の質を高める「朝と夜の過ごし方」5か条

2021.11.04

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幸福長寿に導く5つの活 第2回(全16回) 「幸福長寿」の決め手は、健康寿命をいかに延ばせるかということ。そして、それは自分でも心身の衰えを感じるようになった今からの生活の過ごし方とも深くつながっています。“現在の私と未来の私”のためのセルフメンテナンス法をご紹介します。前回の記事はこちら>>

温活


体温を上げることで“病気知らず”の体づくりを


体温を上げることで “病気知らず”の 体づくりを

〔お話ししてくれたのはこの方〕
今津嘉宏先生


芝大門 いまづクリニック院長 日本東洋医学会 専門医・指導医。統合医学の視点から体温を上げることで体調を整え、病気の予防やアンチエイジングに役立つ「上体温」健康法を推奨している。自身も取り組み、肉体と精神の若さの維持を実証。

皮膚体温36.5度プラスマイナス1度が、免疫力を活性化させる


「冷えは万病のもと」とよくいわれますが、昔から東洋医学では体を冷やすことが体調を崩す原因となり、それがやがて病気に発展すると考えられてきました。「先人たちの考え方は正しくて、生理学的観点からも冷えに深くかかわる体温は、人間が健やかに生きていくうえでとても大切な役割を果たしています」と今津嘉宏先生はいいます。

人間の体内では各臓器が酸素と水、そしてさまざまな栄養素を原料に化学反応を起こし、生命を維持しています。このとき効率よく化学反応を起こさせる働きをしているのが体温なのです。

「この温度が低すぎると化学反応は起こりにくくなり、高すぎると化学反応を助ける酵素がダメージを受けて効率が低下します。すなわち、人間が健康体でいるためには、体温をある一定の範囲内に保ち、免疫力を活性化させることが重要なのです」と今津先生は解説します。

体温が低いと異物から体を守る免疫システムの活動が鈍くなるほか、臓器そのものの働きも悪くなるため、老廃物の処理をはじめとするさまざまな機能が低下してきます。体調不良に苦しむ人の中には体の調子が悪いから体温が低くなると思っている人も少なくありませんが、実はまったくその逆だったのです。

私たちが維持したい体温の目安は体内の酵素活性が最大限に高まる温度と等しく、日本人の場合は36.5度〜38.5度の範囲内であることが理想的だと考えられています。「これは体の深部にある臓器の温度なので、皮膚体温でいえば35.5度〜37.5度の範囲内の温度になるよう生活習慣などを見直し、体温管理をすることで免疫力を活性化させていきましょう」と今津先生はアドバイスしています。
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