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プレゼンや発表の場で緊張して声が出ないときに。「小指スイッチ」で姿勢から発声を変える

2021.06.19

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧
美と健康のお悩み相談室

【お悩み】プレゼンや発表の場で緊張して声が出ない


昔からあがり症で、人の前に立っての発表が苦手です。プレゼンの際に緊張しすぎて声がうわずったりかすれたりします。

【回答】自然に胸が開く「小指スイッチ」を試してみて


メンタルボイストレーナーである司 拓也さんの著書『スピーチもプレゼンも怖くない!人前であがらず話せる「1分声トレ」』から、今回は、プレゼンやスピーチの直前に行える、即効性のある「小指スイッチ」をご紹介します。


・声がうわずる
・息苦しさを感じる
・のどがつまりやすい
・のどがすぐ痛くなる
・人前で頭が真っ白になりがち
・滑舌が悪い
・肩や首がこっている
・呼吸が浅い

こういったタイプの人は、吸った息を止めたまま話しているため、滑舌が悪くなったり、声帯に負担がかかって声がかすれたりします。

周囲からは、「余裕がない人」「いつも焦っている人」というイメージをもたれ、せっかくやる気があっても、空回りしがちです。精神的にもいつも緊張していて、肩や首などの声帯まわりの筋肉がこっているのも特徴です。

実はこういう人は、内心、「自分をよく見せよう」とか「うまくやらなきゃ」という気負いが強いそう。ただ、メンタルから変えるには時間がかかります。のどを開いて声を出すトレーニングをして声を先に変えましょう。するとメンタルも変わっていきます。

小指スイッチ

声の音量が上がらない人、無意識に体に力が入っている人は、ふだんから親指と人差し指側に意識を向けています。

ためしにペンを両手の親指と人差し指で持って立ってみましょう。



こうすると、自然に手のひらが後ろを向いてしまい、肩が内側に入り、体が閉じてしまいます。声にも響きが生まれません。



次に、ペンを両手の小指に持ち替えてください。



意識が小指側に移ったのがわかりますか? 自然に手のひらが前を向いて体が開き、呼吸がしやすくなったはず。この姿勢で発声すると、声が肋骨に響き、深みが出ます。



プレゼンやスピーチの直前など、小指でペンを持って、姿勢や意識の確認をしてみるのもよいでしょう。

司 拓也/Tsukasa Takuya

メンタルボイストレーナー、声・あがり症改善士、ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ校長。声だけでなくメンタルから体の不調までを整える、オリジナルの「声トレ整体」を通じて、あがり症、話し方の悩みを解消するメソッドを確立。1回のレッスンで解決するその手法は、受講者から「司マジック」「ボイトレ界のブラックジャック」ともよばれる。http://voice-amatomusica.com




イラスト/umao 撮影/西山 航 編集協力/山岸美夕紀
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