美容・健康
2021/05/02
ファンデーションの厚塗りはイヤだけれど、くすみ肌で老けて見えるのが悩みです。
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
大人の女性の美人メイクに定評あるメイクアップ・アーティスト、山本浩未さんにうかがったところ、
「顔の中の色味は、肌の白、眉や目の黒、頬や唇の赤、この3色しかないんですね。なのに、年齢を重ねるにつれて眉やまつげは細く弱くなり、肌はくすみ、頬や唇の血色はなくなってきてしまう。つまり、全体の色味が曖昧になって、メリハリがなくなるんです。
それで、くすんでしまうから、疲れて見えたり、『怒ってる?』と言われてしまったり。でも、逆に考えれば、白、黒、赤をしっかり補えば、大人は誰でもみんな美人になれるってことなんです」
“白・黒・赤メイク”
そこで、山本さんが提唱しているのが、“白・黒・赤メイク”です。
「ご質問者の悩みは、まさにこの“白メイク”にかかわる問題ですね。白というのは、色白肌のことではなく、透明感や明るい輝きのこと。
小麦色の肌でも若い頃は、明るい輝きや透明感がありましたよね。それが年とともにくすんだりシミが増えてくると、どんより老けて見え、不機嫌な印象さえを与えてしまうのが問題なんです」
なんとかリカバーしようとファンデーションを厚塗りすると、ますます老けて見えるし、厚化粧になってしまいがち。
使わないと、絶対損な「カラー下地」
「私がぜひおすすめしたいのが、肌色補正効果のあるカラー下地。くすみを払い透明感を出してくれて、日焼け止め効果もある下地は、本当にお得なアイテムなんです。
自撮り写真の美肌補正をしてくれるアプリみたいなもので、肌に透明感を出してキメの乱れや小ジワなどもカモフラージュしてくれる。使わないと、絶対、ソン」
パールホワイトから淡いピンクやパープルなど、いろんなタイプがありますが、肌色に合わせて自由にセレクトしてOK。特に厚塗りしないかぎり素肌感が生かせ、花粉や汚染物質からのガードや保湿など、スキンケア効果まで期待できます。
「その上にファンデーションを塗ってもいいし、フェイスパウダーを重ねるだけでもいい。それだけで明るさや透明感がアップするので、春夏に限らずオールシーズン使うといいですよ」
(黒、赤の解説は2021年5月4日、6日に配信予定)
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