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“ガラガラ声”の原因は嚥下機能の低下かも?胸の柔軟性を上げ、肺活量を増やすエクササイズ

2021.05.17

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧

【お悩み】うがいをしているようなガラガラ声が出る


このところ、話しはじめるときにガラガラ声になり、咳払いをすることが増えました。原因と対策を教えてください。

【回答】ゴホン力を鍛える「羽ばたき体操」をおすすめします


国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科医長の藤谷順子先生の著書『ムセはじめたら、「1分のどトレ」』によると、ガラガラ声になる原因は咀嚼・嚥下機能の低下による可能性もあるといいます。


エクササイズで胸周りの筋肉をほぐす

「誤嚥しそうになって喉頭の方に食べ物や唾液が入ると、それらが声帯の上に残り、声を出すと、うがいしているようなガラガラ声になることもあります。

ガラガラ声の原因はほかにもありますが、咳払いでガラガラ声が改善するとしたら、それは喉頭に唾液などが入る“喉頭侵入”の可能性があり、誤嚥の要注意サインです。咀嚼・嚥下の基礎的な力が衰える前に、のどの力を鍛えましょう」(藤田先生)

このように、「話しはじめるときにガラガラ声が出る」といった症状がある場合、「ベロ力」と「ゴホン力」を重点的に鍛えることが有効です。

●関連記事を読む
「ベロ力」・「ゴホン力」など、食事をするときに必要な5つの力>>

今回は、気管内の異物を呼気で戻せるように、息を押し出すための筋力をつけ、肺活量を増やすための胸の柔軟性を上げる「ゴホン力」アップのエクササイズ「羽ばたき体操」をご紹介します。

羽ばたき体操

頭の後ろで手を組み、ひじを開いた状態で体を左右にひねります。体を左右にひねることで、胸の前(肋骨の間)、後ろ(肩甲骨の下あたり)などをほぐしてやわらかくします。

胸の周りの筋肉がかたいままだと、肺が縮み、呼吸をしても肺が十分に膨らみませんので、このエクササイズで胸周りの筋肉をほぐしましょう。

やり方は次の2ステップです。

「羽ばたき体操」を実践!

藤谷順子/Junko Fujitani

国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科医長。医学博士。筑波大学医学専門学群卒。東京医科歯科大学神経内科での研修後、リハビリテーション科医師となる。東京大学医学部附属病院、国立療養所東京病院、埼玉医科大学病院、東京都リハビリテーション病院等を経て、2002年より現職。著書多数。




イラスト/umao 撮影/西山 航 編集協力/山岸美夕紀
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