アート・カルチャー・ホビー

賀来賢人さん、ミュージカルコメディで9年越しのリベンジ

〔今月の舞台〕

ミュージカル
『モンティ・パイソンのSPAMALOT』featuring SPAM

賀来賢人さん

英国の人気コメディグループ「モンティ・パイソン」の大ヒット映画を原作とし、日本では福田雄一さんの上演台本・演出で2012年に初演されたミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』。

『アーサー王と円卓の騎士』や人気ミュージカルのパロディを満載した本作品が、新キャストで上演される。

「僕にとってはリベンジです」と話すのは、唯一、初演に続いて出演する賀来賢人さん。

いまや硬軟自在の演技力で大活躍だが、初演時は演劇界の強者たちの驚異的な面白さにまったく太刀打ちできなかったという。

「演劇や喜劇への向き合い方もわからない頃で、最初は圧倒されっぱなしでした。でも途中から悔しさが湧いてきて、自分も先輩がたのようになりたいと思うようになりました。

今回の僕の役は、先輩がたの中でもいちばんパワフルに笑いで劇場を支配していた、池田成志さんが演じていたランスロット卿。

夏にドラマ(TBS『半沢直樹』)で成志さんとご一緒して、“あれは本当にキツい役だから頑張れよ”といってもらったときは嬉しかったです。9年間でどこまで成長できたのか、自分でも試してみたいと思っています」

観客を笑わせることには、何かを自力でこじ開けていくような面白さがあると話す賀来さん。俳優仲間らとリモートで作った映像作品を配信するなど、自己発信の企画にも意欲的だ。

きっかけはステイホーム中にネットで多様な作品に触れ、「こんなに面白いものが世界中にあるのか」と感じたこと。

「今は作品を直接、世界に届けられる。進行中の企画をどんどん形にしていきたい」というから頼もしい。そのクリエイティビティは、今度の舞台でも発揮されるに違いない。

「がっつり共演したいと思っていたアーサー王役の山田孝之さんとご一緒できることが、今からとても楽しみです。ぜひ劇場で、笑って元気になっていただけたら嬉しいです」

賀来賢人(かく けんと)

1989年、東京都出身。2007年に映画『神童』で俳優デビュー。以降、映画、テレビドラマ、舞台などで活躍。出演映画『新解釈・三國志』が2020年12月11日より公開予定。

ミュージカル
『モンティ・パイソンのSPAMALOT』featuring SPAM

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』 featuring SPAM

東京建物 Brillia HALL
2021年1月18日~2月14日
サンライズプロモーション東京:0570(00)3337
公式URL:https://www.spamalot.jp/
2020年10月中旬よりチケット発売予定
2021年2月に大阪、福岡公演あり

脚本・詞/エリック・アイドル
音楽/ジョン・ドゥ・プレ&エリック・アイドル
原作/映画『MontyPython and the Holy Grail』
上演台本・演出/福田雄一
出演/山田孝之、賀来賢人、新妻聖子、矢本悠馬、小関裕太、三浦宏規、じろう(シソンヌ)、長谷川 忍(シソンヌ) ほか

表示価格はすべて税込みです。

取材・構成・文/岡﨑 香 撮影/増田 慶 ヘア&メイク/宮内宏明 スタイリング/神波憲人 衣装協力/REATS TAILOR ZAZOUS

『家庭画報』2020年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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