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【現代アートは語る】5月 大巻伸嗣《Echoes Infinity~Immortal Flowers~》時を紡ぐ万華鏡

時を紡ぐ万華鏡

時を紡ぐ万華鏡

《Echoes Infinity~Immortal Flowers~》2015-2016年 作=大巻伸嗣 サイズ=高さ800×幅800×奥行き800センチ 場所=東京ガーデンテラス紀尾井町

選・文/住谷晃一郎(美術評論家)

紀尾井町は、江戸時代、御三家の紀伊、尾張、彦根藩井伊家の大名屋敷があり、明治になって三家の一字ずつをとって町名とした。

時を紡ぐ万華鏡

東京ガーデンテラス紀尾井町の花の広場には大巻伸嗣の巨大なオブジェがある。

咲き誇る大きくカラフルな花々に蝶が集い、内側の鏡面部分には花と同時に移ろいゆく周りの光景が映り込み、カレイドスコープのような変化が楽しめる。

時を紡ぐ万華鏡

さらに弁慶濠沿いの桜並木側には大輪の桜にとまる蝶の2つのオブジェがある。

時を紡ぐ万華鏡

江戸城の外濠に位置するこの歴史的な場所は、おびただしい量の時間や記憶、文化、人々の思いが蓄積されて息づいている。

これらを色や形に置き換え、この地に根づく現代のモニュメントとして新しくよみがえらせている。

時を紡ぐ万華鏡

取材協力=Shinji Ohmaki Studio 撮影=本誌・武蔵俊介

『家庭画報』2020年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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