アート・カルチャー・ホビー

【茶の湯の“銘”の物語】3月 竹輪無二重切花入

竹輪無二重切花入

作=小堀遠州 所蔵=根津美術館

再来

選・文/小堀宗実(遠州茶道宗家13世家元)

元来二重切として生まれた竹花入を、遠州が寸法が悪いと上の輪を取って再生したことから、再来の銘となった。遠州流独特のものである。

2012年3月11日、東日本大震災の1年後の茶会に、復興への願いを込め、根津美術館館長の根津公一さんが茶席を持ち、私が花を入れた。

この花入に新しい歴史を加えたと思っている。

撮影=遠州茶道宗家

『家庭画報』2020年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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