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【茶の湯の“銘”の物語】2月 仁清作茶入

仁清作茶入

梅月

選・文/小堀宗実(遠州茶道宗家13世家元)

春宵一刻値千金の詩にあるように、春の夜にはなんともいわれぬ趣があり、おぼろ月の中に、梅の花の香が清らかに放たれる風情が、桜の花見とは異なる日本独特の情緒を感じさせてくれる。

仁清は江戸時代前期の名工であるが、この茶入は代表的な色絵付のものでなく、素地に鉄釉で、春の夜の趣を表している。

茶の湯の“銘”の物語

撮影=本誌・西山 航

『家庭画報』2020年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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