アート・カルチャー・ホビー

パリジェンヌを虜にする「LIENDE PARIS(リアンドゥ パリ)」のバッグ

美を紡ぐ人々 パリでその実力を認められた「美を紡ぐ」日本人アーティストや職人たちとの出会いを、フランス移住2年目のライター・ルロワ河島裕子が綴ります。

美を紡ぐ人 佐藤康司さん(デザイナー)【後編】

取材・文/ルロワ河島裕子

初回に引き続き、2018-19年秋冬からバッグブランド「LIENDE PARIS(リアンドゥ パリ)」を立ち上げたデザイナー・佐藤康司さんの美にまつわるストーリー、そして新作コレクションをご紹介します。

バッグの新たな可能性を描く
「LIENDE PARIS(リアンドゥ パリ)」のコレクション

2018~19年秋冬シーズンに誕生したバッグブランド「LIENDE PARIS(リアンドゥ パリ)」。

“絆、繋がり”という意味をもつLIEN(リアン)という言葉から生み出された造語であるブランド名のLIENDE PARISは、家族、恋人、友人、そして知人を含め、出会った縁、そして繋がりを大切にしていきたいという、デザイナー佐藤康司さんの想いが込められています。

「実際、いろいろな人たちに助けられ、“縁”と“繋がり”が僕をここまで導いてくれた。そしてこれからも人との繋がりで、これまでにないものを生み出していけたら」


フレッシュな白のレザーに、赤いエッジのアクセントでモードに仕上げた新作「イエナ」。今シーズン、私が個人的にも一番気になっているアイテム。バッグ「イエナ」(縦20×横25×マチ5cm・日本での販売価格9万円)。


「色の組み合わせ、フォルムのディテールのインスピレーションをもらえる」と佐藤さんがものづくりのイメージソースとしているのが画家たちの絵。アトリエには、ロートレックやドラクロア、ダ・ヴィンチなどの画集が並びます。

コーディネートを完結させる“LIENDE PARIS流”のアクセント

独特のカラーリングに、こだわり抜いたハンドルのデザイン……。一目でLIENDE PARISのものとわかるアイデンティティを感じさせるバッグは、かといってそれだけが主張しすぎるという過度な奇抜さもありません。

「バッグ単体だけでコーディネートは完結しません。あくまでその時の服と組み合わせることで、装いは完成する。だから、個性をさりげなく主張しながらも全てのアイテムの中でバランスよく調和し、装いを引き立たせるデザインを心がけています」という佐藤さんの理念がよく表れています。


佐藤さんが肩から掛けているのは、ユニセックスラインのショルダーバッグ。「実は友人や知人から、男性でも身につけられる、スタイリッシュなユニセックスアイテムを出してほしいという要望があり、作りました。ご夫婦や恋人同士で共用できる、LIENDE PARISの“繋がりを大切にする”というコンセプトを反映したアイテムでもあります」。バッグ「ルーズベルト」(縦30×横28×マチ8cm・参考商品)。

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2020年10月号 9月1日発売

福澤諭吉のすすめ

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading