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がんとの闘病と俳句について綴った、夢枕獏さんのエッセイ集『仰天・俳句噺』

〔今月の本/70歳からのエッセイ〕

『仰天・俳句噺』

『仰天・俳句噺』

書/「遊」夢枕 獏 装丁/関口聖司

夢枕 獏/文藝春秋

ステージⅢのリンパがんと診断された夢枕 獏さんの闘病記であり、長年ひそかに続けてきた俳句について綴ったエッセイ集。治療のため連載のほとんどを休載するなか、“今、書いておきたいこと”が詰め込まれている。

日々異なる体調に合わせて変化する文体を、自ら『仰天・プロレス和歌集』(1989年)、『仰天・文壇和歌集』(1992年)になぞらえ、「30年ぶりの“仰天文体”だ!」と語る。

寛解の報告とともにこれから書きたい小説のアイディアが溢れまくる「あとがき」を読むと、まだしばらくは夢枕作品を楽しめそうだ、とひと安心できる。

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『家庭画報』2022年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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