アート・カルチャー・ホビー

「角川武蔵野ミュージアム」で読書の秋を。地元の食材のランチも楽しんで

癒やしの絶景美術館 第8回(全12回) 非日常感を味わいながら、心を癒やし、明日への活力をチャージする場所として美術館を楽しんでいるかたも多いことでしょう。展示作品はもちろんのこと、そのロケーションや建物も一体となってアートを堪能でき、心癒やされる美術館を全国各地で探しました。前回の記事はこちら>>

[埼玉・所沢]角川武蔵野ミュージアム

[埼玉・所沢]角川武蔵野ミュージアム

約8メートルの高さの本棚に360度囲まれる「本棚劇場」。創業者の角川源義ほか、文芸評論家山本健吉などの蔵書を含めた約3万冊がずらりと並ぶ。20分おきにプロジェクションマッピングが上映される。

建築もアートな美術館へ

美術館のシンボルとなる建物そのものが、アートとして一見の価値あり、と注目されるスポットが増えています。地元で時を刻んできた建物が匠の手で再生されたり、新たにできた建築が地域に活気をもたらすきっかけとなったり……。全国各地、個性豊かな建築が話題の美術館へご案内します。

人類の叡智を閉じ込めた花崗岩の“地殻”建築

[埼玉・所沢]角川武蔵野ミュージアム

“地殻”をイメージした外観。1200トンの花崗岩が用いられている。

住宅地に突如現る、巨大な岩の塊のような建物。建築家・隈 研吾氏が“武蔵野台地の地殻がうねり、地表に突き出したような建物”をイメージしてデザインを監修した「角川武蔵野ミュージアム」です。

図書館、美術館、博物館の要素が混ざり合い、高尚なものから身近なものまで、プロの作品からアマチュアまで、何でもありの、新しいコンセプトの文化複合施設です。

スタンダードチケットで入場できるのは、現代の知の巨人・松岡正剛氏がナビゲーションする本を好きな場所に座って読むことができるライブラリー「ブックストリート」、壮観の書棚空間「本棚劇場」、荒俣 宏氏がキュレーションする「荒俣ワンダー秘宝館」など。読書や展示鑑賞の合間には、武蔵野で江戸時代から続く落葉堆肥農法で育てられた朝採れの野菜をはじめ、地元の食材をふんだんに使ったランチやドリンクでひと休み。

[埼玉・所沢]角川武蔵野ミュージアム

「SACULA DINER」の「埼玉県倭の国三元豚武蔵ロースの塩麹漬けをグリル」。地元の食材を使用し、武蔵野の食文化を発信する。

本やマンガを夢中で読みふけったあの日を思い出す、大人の夏休みのような一日が過ごせます。

下のフォトギャラリーから詳しくご覧ください。

Information

角川武蔵野ミュージアム

埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン

入園料 一般1200円。他に別料金施設あり。
TEL 0570(017)396
営業時間 10時~18時(最終入館17時30分)、金曜・土曜10時~20時( 最終入館19時30分)SACULA DINERは11時~20時(19時LO)
定休日 第1、第3、第5火曜(祝日の場合は翌日振替)
  • ●エディット アンド アート ギャラリーにて「俵万智 展」開催中(2021年11月7日まで)。

各美術館の開館時間、休館日、展示期間、展示内容等は変更になる場合がございます。お出かけ前に美術館の公式ホームページ等をご確認ください。

撮影/本誌・坂本正行 構成・取材・文/安藤菜穂子

『家庭画報』2021年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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