アート・カルチャー・ホビー

海外でも注目。日常を繊細に描く、小山田浩子さんの短編集『小島』

〔今月の本/世界が注目〕

『小島』

小島

装画/フィリップ・ワイズベッカー 装幀/新潮社装幀室

小山田浩子 著/新潮社

災害ボランティアに参加する女性、幼い娘と公園でかくれんぼをし、茂みで子猫と出くわす母、妻から家の近所に猿が出たとLINEで知らされる夫。

それぞれの視点で微細に描かれる日常の営みと、目の前で起こることから導かれる思い出や空想が混ざり合い、瞬間的にその人の人生を生きているような不思議な読後感を味わえる短編集。

著者は2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞を受賞し、英国文芸誌『GRANTA』に短編が掲載されるなど、海外でも注目を集め始めている。

「#今月の本」の記事をもっと見る>>

『家庭画報』2021年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

10月号 9月1日発売

癒やしの絶景美術館

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading