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大人検定365 「霧」と「もや」の違いを正しく知っていますか?

大人検定365 「霧」と「もや」の違いを正しく知っていますか?

【問題】 「霧」と「もや」の違いを正しく知っていますか?

取材・文/磯 由利子

「霧」は、空気中に含みきれなくなった水蒸気が、小さな水滴となって出てきたものです。 この水滴が、光を反射したり吸収したり散乱させたりするために、視界が白っぽくなります。気象台では、視程(見通せる距離)が1km未満の場合を「霧」、それ以上10km未満の場合を「もや」とよんでいます。

また、「霧」と似た言葉の「霞」は気象用語ではありませんが、空気中に小さな塵やけむりの粒などがたくさん浮かんでいて、白っぽく見えて遠くが見えない現象をまとめて呼んでいます。俳句の季語に「霞」がありますね。

「霧」にはおもに4つの種類があります。

「蒸発霧(じょうはつぎり)」
水面から蒸発している水蒸気が、冷たい空気によって冷やされて発生する霧。
空気の冷たい冬の川に多いので「川霧(かわぎり)」とも呼ばれます。

「移流霧(いりゅうぎり)」
暖かい空気が流れこんできた時に、冷たい水面や地面によって冷やされて発生する霧。
初夏の海に多い霧で、 「海霧(うみぎり・かいむ)」とも呼ばれています。

「滑昇霧(かっしょうぎり)」
水蒸気を含んだ空気が山の斜面に沿って昇る時に、上の方で冷えて発生する霧。山の下から見ると、雲になります。

「放射霧(ほうしゃぎり)」
晴れて風の弱い日の夜から朝にかけて、冷えこんだ時に発生する霧です。
山に囲まれた盆地に多く見られます。

【答え】「霧」は、空気中に含みきれなくなった水蒸気が、小さな水滴となって出てきたものです。 気象台では、視程(見通せる距離)が1km未満の場合を「霧」、1km以上10km未満の場合を「もや」とよんでいます。

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写真/PIXTA 取材協力/気象庁

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