【問題】 日本に自生し、「ジャパニーズシルバーグラス」という英名をもつ植物はどっち？
文／高梨さゆみ（フラワー＆ガーデンエディター）
いま、欧米では「オーナメントグラス」を取り入れた庭づくりがブーム。オーナメンタルグラスとは、イネ科やカヤツリグサ科の宿根草で、シャープな葉やふんわりした花穂に観賞価値があるグラスのことです。
なかでも人気なのが、英名で「ジャパニーズシルバーグラス」とも呼ばれるススキです。
ススキといえば日本の各地に自生し、河原などでもよく見かける古くからおなじみのグラスですが、それが欧米で大人気となっているのは知らない方も多いのではないでしょうか。ススキの園芸品種で横に白い縞の斑（ふ）が入るタカノハススキは「ゼブラグラス」「タイガーグラス」などと呼ばれて人気を集めています。
欧米のガーデナーにとって、さまざまな品種がそこここに自生している日本は、まさにススキ天国。とても羨ましい存在なのだそうです。所変われば価値も変わる！
正解は写真1で、これも欧米で人気のイトススキ‘モーニングライト’。写真2はシルバーリーフの定番「ダスティーミラー」です。
【答え】写真1 ススキ
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写真／横田秀樹
