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宇宙旅行は夢ではない。世界が変わる「宇宙観光の時代へ」

夢と憧れの宇宙旅行時代へ 宇宙画報 最終回(全9回) 気宇壮大な夢物語でしかなかった民間宇宙旅行が、遂に現実のものとなりました。今、注目の民間宇宙旅行の現在進行形を追いました。前回の記事はこちら>>

“宇宙観光元年”と名づけてもよいほど、民間による有人宇宙飛行ラッシュとなった2021年。家族での宇宙旅行が実現する将来もそう遠くないかもしれません。

アメリカのビリオネアが追い求める究極の夢

宇宙旅行は夢ではない宇宙観光の時代へ
【2024年 ふたたび月へ「アルテミス計画」スタート】アメリカ政府が出資する有人宇宙飛行計画。24年までに「最初の女性を、次の男性を」月面着陸させるのが目標。©NASA

宇宙旅行に関しては、アメリカが世界を大きくリードしています。実際に民間人の宇宙旅行を実現した企業は4社。揃って、世界的な実業家として名を馳せ、巨額の財産を築いた人物が創始者です。

現在成功している宇宙旅行には、大きく分けると2つのサービスがあります。1つは、数日かけて地球の周りを回るもの。記憶に新しいのは、2021年9月に、世界初となる民間人だけの宇宙ツアーを成功させた「スペースX」社でしょう。宇宙船クルードラゴンでアメリカ人実業家4名が3日間かけて地球を周回したニュースに世界中が沸きました。

もう1つは、“サブオービタル飛行”と呼ぶもので、大気圏と宇宙空間の境目の高度100キロあたりを飛び、無重力を体験するもの。7月11日には、創始者リチャード・ブランソン氏自らが搭乗した「ヴァージン・ギャラクティック」社のVSS ユニティが、20日には創始者ジェフ・ベゾス氏が搭乗した「ブルーオリジン」社のニューシェパードが初フライトに成功しました。

さらに、今注目が集まっているサービスが、宇宙空間での滞在。「スペース・アドベンチャーズ」社が、すでに過去7人の民間人をロシアの宇宙船ソユーズで国際宇宙センター(ISS)へ運んだ実績を持っています。この滞在型の先には、アメリカのゲートウェイ財団が発表している、27年までに完成予定の最大450名が滞在できる宇宙ホテルの建設があります。

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