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細胞の死【生きているとは何か・7月】書・文/中村桂子

7月・細胞の死

細胞の死

書・文=中村桂子(生命誌研究者)

たった一つの細胞である受精卵から始まって体が出来上がっていく様子を見てみましょう。

手が出来るところを見ると、あれっと思います。まず、腕の先にこぶしの形が出来、間に4つの切れ目が入っていくのです。

ご自分でこぶしを作ってみて下さい。切れ目によって指が出来ていくことが分かりますね。

その時、切れ目の部分の細胞は死んでいきます。小さな細胞が自ら死んでいくことで手が出来る。

他にも鼻など同じことの起きているところがいくつもあります。ちょっと不思議な気持ちになりませんか。

『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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