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「唯一無二」生きているとは何か 1月 書・文/中村桂子

1月・唯一無二

書・文=中村桂子(生命誌研究者)

今世界には77億人もの人が暮らしていますが、一人として同じ人はいません。38億年前、地球に生まれた原始細胞は分裂、つまり2つに分かれて増えていきました。

生まれるのはいつも同じ細胞です。10億年ほど前に細胞が集まった多細胞生物になり、オスとメスができて受精で子どもが生まれるようになりました。

両親の性質を受け継ぎますが、個体としては全く違う存在になるのです。自然は長い長い時間をかけてこんな仕組みを作りました。

あなたという唯一無二の存在を生み出すために。

生きているとは何か

『家庭画報』2021年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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