美容・健康

がんになった医療者の治療選択と向き合い方。産婦人科医 杉山 徹さん 第3回(後編)

同僚からのメッセージ
緩和ケアの理解と子どもへのがん教育を推進

当院では、杉山先生のリーダーシップにより「がん治療の推進には、基盤としての緩和ケアの充実が不可欠である」という考えをもとに、がんと診断されたときからの緩和ケアの提供を積極的に行っています。

また、社会貢献の一環として、大学全体で子どもたちへのがん教育にも取り組んできました。小学校高学年の児童には細胞分裂のしくみを話し、高校生には遺伝子の話、そして手術の画像やがんの標本を見せるなど、発達段階に応じて、がんやその診断・治療についてわかりやすく伝えるよう工夫しています。

がんになりにくい生活習慣や検診の大切さなどの学びを通して、日本の未来を担う子どもたちの「いのち」を支える一助となればと考えています。

岩手医科大学 緩和医療学科 特任教授
木村祐輔(きむら・ゆうすけ)さん
1994年岩手医科大学卒業後、同大学第一外科学講座に入局。消化器領域を中心に広く外科全般の治療に従事。
2007年から同大学附属病院緩和ケアチームリーダー。
14年から現職。日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本食道学会食道外科専門医、日本緩和医療学会暫定指導医。

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