美容・健康

産婦人科医に聞いた、「更年期は怖くない!正しく知ってうまく付き合いましょう」

更年期こそ、“自分ファースト”の発想が重要

更年期を少しでも快適に、体に無理なく過ごすために、吉野先生は「自分ファーストの発想をもつことが大事」と言います。「日本の女性は真面目すぎて、自分のことをないがしろにしがちだけれど、誰かの役に立ちたいなら、まず自分を大事にしなくてはいけません。特に更年期は、自分の健康のケアを第一にしなければ、仕事も育児も頑張れませんよ」

そのためには、睡眠・食事・運動などの規則正しい生活を送ること、大豆イソフラボンから腸内細菌によって作られるエストロゲンと似た働きをする“エクオール(注1)”をサプリメントなどで摂取すること、またさらに積極的な治療法としてホルモン補充療法や、漢方薬などでの治療法もすすめてくれました。次回はこの対策について伺います。

※注1 エクオールとは?
大豆食品に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝された結果生まれる成分で、これが女性ホルモンに似た働きをするが、イソフラボンを摂取しても、そこからエクオールを生み出せる人は日本人の半数といわれている。エクオールは、更年期症状を和らげ、皮膚や血管の健康を保ち、骨粗鬆症を予防するなどの効果が期待されている。

吉野一枝(よしの・かずえ)先生
よしの女性診療所所長、産婦人科医、臨床心理士。1954年東京都生まれ。コマーシャル制作会社勤務などを経て32歳で帝京大学医学部入学。卒業後さまざまな病院勤務を経て2003年開院。日々診療に当たるほか、「NPO法人女性医療ネットワーク」副理事長、東京産婦人科医会学校保健担当理事など、女性の健康への啓発や講演にも力を注ぐ。著書に『40歳からの女性のからだと気持ちの不安をなくす本』(永岡書店)ほか。

大塚製薬 Equol Life(エクオールライフ)

撮影/田村浩章(人物) 取材・文/吉野ユリ子 写真/PIXTA

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