カルチャー&ホビー

徳川家康のヘルスケア論や、節約マインドなど。人生に役立つ「家康・名言集」

2023.04.27

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徳川家康の秘密 第11回(全26回) 東海道で結ばれる出世の道を巡りながら、人間・徳川家康の実像と、意外に知られていない現在の日本人と家康との関係に迫ります。前回の記事はこちら>>

人生に役立つ「開運を呼ぶ家康名言集」


人生に役立つ 開運を呼ぶ家康名言集関ヶ原の戦い直前の1600年7月27日、石田三成の挙兵を聞いた家康が、駿河を治める中村家に出した書状。味方に引き止めるべく出したものと思われ、結果、中村家は家康率いる東軍に属している。所蔵/静岡市

人生に役立つ 開運を呼ぶ家康名言集医学書『朝鮮版 和剤局方』。宇喜多秀家が朝鮮の役で入手し日本に持ち帰った後、医師・曲直瀬(まなせ)養安院正琳を遣わし将軍・秀忠へ献上。秀忠より家康へ贈られた。家康が『和剤局方』により製剤をしていたと明らかになっている。重要文化財。所蔵/久能山東照宮博物館

健康


「鷹狩りというものは、道楽のためだけにあるのではない」

――『名将言行録』


郊外に行き領民の生活や苦労を知り、政治に生かす。さらに、筋骨を動かし奔走することは病を防ぐ。早起きは宿食を消化し、朝めしも一段とおいしい。また夜は程よい疲れで熟睡できる。多芸多趣味で知られるが、鷹狩りは政治や健康に役立っていたようだ。「一富士、二鷹、三なすび」――こよなく鷹狩りを愛した家康。駿府城公園では鷹狩姿の家康像に出会える。

「その草は何年か前の忙しかった折、信楽谷で見たぞ」
――『武功雑記』


家臣が薬草の話をしているときに家康がいったひと言。家臣が信楽谷に探しに行くと、実際に薬草があったそう。忙しかった折とは、本能寺の変後に伊賀経由で三河に戻った時。存亡の機にも薬草に関心を持つ姿に、長寿たる所以が見える。健康オタク・家康が実際に使った、薬の調合に必要な薬研(やげん)・小刀などの道具は久能山東照宮博物館に遺されている。
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