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がんになった医療者の治療選択と向き合い方。診療放射線技師 林 祐樹さん 第1回(前編)

2018.03.02

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診療放射線技師が骨肉腫になった場合

シリーズ最終回は、がんになった後に医療者になる選択をした林 祐樹さんを取り上げます。林さんは14歳で骨肉腫が見つかり、その後、何度か手術を繰り返しながら、現在は診療放射線技師として働いています。第1回は林さんが告知を受けて、最初の入院治療を受けたときの物語です。

林 祐樹(はやし・ゆうき)さん

堺市立総合医療センター 放射線技術科

林 祐樹(はやし・ゆうき)さん 31歳



1987年大阪府堺市生まれ。
2001年14歳(中学3年生)のときに左上腕骨骨肉腫と診断され入院。
翌年、左大腿骨にも新しく骨肉腫が見つかり、再度入院して治療を受ける。
08年大阪物療専門学校(現・大阪物療大学)を卒業し、診療放射線技師の資格を取得。
同年、堺市市役所に入職し保健所勤務を経て、09年に市立堺病院(現・地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター)に異動。放射線技術科に勤務。
胃がん検診専門技師(日本消化器がん検診学会)、X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構)。
12年からメイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン関西支部のボランティア活動を始める。

林 祐樹さん がん治療の経過①


2001年10月 左肩の痛みで受診。骨肉腫とわかる
体育の時間に跳び箱を跳んだときに左肩を痛め、近所の整形外科で診察を受けたところ、専門医を紹介される。専門医から骨肉腫であることを告げられる。

2001年11月 入院して治療を開始
詳細な検査でステージⅡBと診断される。抗がん剤の治療の後、手術とリハビリテーションを行い、約10か月入院する。病院内で高校の入学試験を受け、合格する。

2002年12月 新しく左大腿骨に腫瘍が見つかる
退院後の最初の診察で、左大腿骨に骨肉腫が見つかる。すぐに入院して抗がん剤治療と手術を受ける。約10か月入院。高校卒業後に診療放射線技師を目指し、大阪物療専門学校に入学する。

2008年4月 堺市市役所に入職する
診療放射線技師の資格を取り、堺市市役所に入職し、最初は保健所で医療監査や市民検診などさまざまな業務を担当。翌年、市立堺病院(現・地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター)の放射線技術科に異動。主に画像診断を担当する。

2017月8月 左肩にケガをする
骨肉腫の治療後10年以上が経ち、再発の可能性はほぼないとみなされる。半年に一度の経過観察を続ける中、旅行先で左肩を負傷。2018年1月に入院して手術を受ける。

※2018年1月現在の情報です。
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