美容・健康

疲れた目の回復を促す! 40代から習慣化したい瞳のアンチエイジングケア法とは?

withコロナ時代の健康術 第5回(03) withコロナの新しい生活様式で生きなければならないこの時代に、50代以降から衰えやすくなる器官や機能を取り上げ、健康を保つための方法を紹介します。今回は「スマホ老眼」をテーマに平松 類先生にお話を伺いました。前回の記事はこちら>>

〔解説してくださるかた〕
二本松眼科病院 副院長
平松 類(ひらまつ・るい)先生

●前回の記事
“目の働きと仕組み”を知って目の健康を見直そう>>

40歳を過ぎたら目のケアを習慣化する

「目の老化をできるだけ遅らせるためには40歳を過ぎたら目のケアを習慣化することが大切です。スマホ老眼だけでなく、ドライアイ、緑内障、加齢黄斑変性症など眼病予防にも役立ちます。また、目の筋肉の緊張や目の周りの血行の悪さが原因で起こる頭痛や肩こりが解消されることも少なくありません」と平松先生は効果を語ります。

目の老化を防ぐ基本ケアは2つあります。まず目に負担をかけないようデジタル機器の使い方を工夫することです。

ピントを調節する毛様体筋へのダメージを減らすためにできるだけ大きめのモニターを利用して画面との距離を取るようにします。

また、ブルーライトを浴びると睡眠の質が低下するだけでなく、緑内障や加齢黄斑変性症を起こしやすくなるので、その予防も兼ねて夜間はナイトモードに設定します。

さらに、まばたきの回数を意識的に増やし、部屋が乾燥しないよう湿度も十分に保ち、ドライアイに注意します。

もう一つの基本ケアは食事です。

「目の血管は細いため、脂質や血糖のわずかな異常でも影響を受けやすく、特に眼底出血を起こしやすくなります。出血すると視力が低下し、見え方がおかしくなるほか、緑内障などを起こすこともあります。生活習慣病は目にもよくないため、これを予防する目的で栄養バランスのよい和食中心の食事にしたうえで目によい栄養素を積極的にとりましょう」と平松先生はいいます。

栄養素としては抗酸化物質のルテインがおすすめだそうです。「体内に吸収されたルテインは黄斑や水晶体に蓄積されやすく、光によるダメージから目を守ってくれる働きがあり“天然のサングラス”と呼ばれています。黄斑変性や白内障など加齢による眼病の発症予防に期待できます」。

ルテインは、ほうれん草、ブロッコリー、ケール、グリンピース、とうもろこしなどに多く含まれています。サプリメントで補ってもかまいません。

目の健康を守るデジタル機器の上手な使い方

1.大きなモニターで見る
ドラマ、映画、演劇、コンサートなどを視聴するときは、スマホよりタブレット、タブレットよりテレビといった具合に大きなモニターを使い、目と画面との距離をできるだけ離す。

2.ナイトモードに設定する
寝る前にブルーライトを目に浴びると睡眠の質が低下するため、スマホやタブレットはナイトモードに設定する。緑内障や加齢黄斑変性症の予防にも役立つ。

3.意識的にまばたきをする
スマホやタブレットの画面を見続けているとまばたきの回数が減ってくるので、意識的にまばたきをする。

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