最新号
2021/09/24
京都が唯一無二の町である理由、それは長く日本の都として文化、芸術の中心地であったこと。そこに新たな文物が流入、融合して、揺るぎない伝統と不断の革新が同居する都市となったのです。紅葉の美しい隠れ里の寺社、襲名展を控えた十六代樂 吉左衞門家、ラグジュアリーの中に伝統が息づく最新ホテル、伝統の味と新味が楽しめる料理店など、いつの日か訪れたい京都の“今”へご案内します。
ここ1年半あまりで、家での新しい時間の過ごし方を模索されたかたも多いでしょう。刺繡糸と針を持って、ただひたすら手を動かすと、大きな安心感に包まれ、心が調整されると刺繡作家のユノさんは語ります。初めてでも刺せる図案と小物の作り方を参照しながら、刺繡のある、心が満たされる暮らしをご紹介します。
ビールの醸造所(ブルワリー)が集まるドイツ・バイエルン州。ビール街道とも呼ばれるそこで出会うのは、土地土地の、個性と滋味溢れるさまざまなビール、美しい風景、そして見知らぬ旅人をも笑顔でテーブルに迎え入れてくれる優しき人々──。ヨーロッパで活躍するオペラの演出家/プロデューサー、高島 勲さんが、ブルワリーを巡って1000キロの旅をしました。
秋冬になると食卓を飾る機会が多くなるきのこ。その使い方に精通する山岡昌治シェフに、コース仕立てできのこの料理を教わりました。今回使うのは、手に入りやすい栽培のもの。使い慣れたきのこの新しくて豊かな世界を紹介します。
今シーズンは、ブランドを象徴するアイコニックな要素を再解釈し、ベーシックな色合いでありながら旬の軽快さを加味したバッグが目を引きます。気負いのないラグジュアリーな着こなしが人気を集める時代だからこそ、どんな装いにもなじむ包容力のある色とデザインが求められているのです。そんな大人の品格を宿した王道カラーのバッグが、今秋、お洒落の舞台を輝かせます。
きものを自由に味わい尽くした俳優・樹木希林さん。その遺された衣に綴られたお母さまからの「便り」を読み解き、ご自身の感性を重ねるように装えば、母という存在と新たな対話が生まれて――。きものを通して母と娘が心を通わせる、内田也哉子さんの季節連載がスタートします。
目には見えず形をもたないにもかかわらず、ときに感情を揺さぶり、記憶を鮮明に呼び覚ます「香り」。今という時代にふさわしいのは心に語りかけるような、ときに癒やし、ときに力強く背中を押してくれるものです。今回、女優の安藤サクラさんと訪ねたのは3人の香りのプロフェッショナル。深く知ることで、明日をより輝かせてくれる香りと出会ってみませんか。
第1章 柴咲コウさんと巡る並木通りの最旬アドレス
第2章 銀座で出会う、私だけの逸品
第3章 銀座通が太鼓判を押す 私が愛する“おいしい銀座”
第1章 セルフメンテナンス
幸福長寿に導く5つの活
第2章 医師に委ねる
アンチエイジング医療 家庭画報世代の新常識
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