インタビュー・レポート

2人の関係を表現するなら母娘!? 佐久間由衣さん×村上虹郎さん

【今、この人に会いたい!】佐久間由衣さん×村上虹郎さん ※秘蔵フォトギャラリーあり


映画初主演となる本作で、第32回東京国際映画祭東京ジェムストーン賞を受賞した佐久間由衣さん。村上虹郎さんも昨年同賞に輝いた。

清楚系女子を完ペキに装い、モテテクを駆使して男性たちを翻弄。「好き」と告白させたらフェイドアウトする“隠れビッチ”荒井ひろみ。一転、シェアメイトと暮らす家に帰れば無防備でがさつでだらしなく……。その根底には、愛されたいという願望や傷つくことへの恐れ、自信のなさからくる強い承認欲求が。ひろみがそんな自分と向き合い、一歩を踏み出していく姿を描く映画『“隠れビッチ”やってました。』。主人公・ひろみを佐久間由衣さん、シェアメイトのひろみを見守るバイセクシュアルのコジこと小島 晃を村上虹郎さんが演じています。

——ひろみとコジ。それぞれ、どんな人物ととらえていましたか?

佐久間由衣さん(以下、敬称略):とにかく承認欲求が強い女の子なんだなと思いましたね。その気持ちが異性に向かって走っていて、告白されることで優越感を抱いて、周りを振り回して。でも、どこかまっすぐでピュアな部分もあって、嫌いになれないというか、放っておけない女の子だと思いました。
村上虹郎さん(以下、敬称略):コジは、若干守護天使的な存在でもあるし、お母さん的な存在でもある。ひろみと彩(大後寿々花)と3人で同居している中で、なかなか大変な女子2人を見守っているので、まともなんです。でも、恐らく彼はずっとまともなわけではなくて。すごく早い段階で、自分の恋に盲目になって傷つけ傷ついて、いろいろなことを知ったのかなと思っているんです。そうじゃないと、2人(ひろみと彩)はコジからいろいろなことを言われても聞かないじゃないですか。
佐久間:コジはもう完全にお母さんでした。だからこそ、3人の社会が成り立ってたのかなと思うんですけど。でも、やっぱり彼が本気を出したときは、女の子は何も言えないんですよね。基本的にひろみと彩は、コジに甘えてる部分も大きくて。
村上:それで言ったら、(ひろみは)完全に娘(笑)。でも、コジはおばあちゃんの家を引き継いでいるんですが、ただ空いてるから住まわせてるわけじゃないというか。やっぱり何かこう、コジもだし、ひろみと彩も、この人だったら一緒に暮らせるなと思ったものがあるわけじゃないですか。だから、心のどこかでしっかり繋がってるんじゃないかなと思って。面白いですね。なかなか僕の周りにはない関係性だから。

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