インタビュー・レポート

ソン・シンイン監督が『幸福路のチー』で描いた物語に世界中が共感

【インタビュー連載】今、この人に会いたい!


台北に生まれ、京都大学大学院やコロンビア・カレッジ・シカゴで映画を学んだソン・シンイン監督。実写映画経験後、本作を制作。

4年の制作期間を経て完成したアニメーション映画

旅行サイトが実施するアンケートやランキングで、人気の旅行先として常に上位の台湾。飛行機なら東京から約4時間。その気軽さに、グルメや夜市、十分(じゅうふん)でのランタン飛ばし、ノスタルジックな景色が楽しめる九份(きゅうふん)など、様々な魅力が加わって、週末は台湾へ……という方も多いようです。そんな台湾の台北郊外にある通り・幸福路(こうふくろ)を舞台にしたアニメーション映画『幸福路のチー』。祖母が亡くなったことを機に、疎遠になっていた故郷の幸福路に帰ってきたチーは、記憶とはずいぶん違う景色を前に、自分の記憶をたどりはじめ……。

1975年生まれのチーの半生を描く本作を手がけたのは、ソン・シンイン監督。2013年に制作され、第15回台北映画祭で最優秀アニメーション賞を受賞した短編アニメーション『幸福路上』が本作のベースになっていますが、長編化にあたっては、独力で資金集めに奔走し、自らアニメーションスタジオを設立するなどの苦労も。そこまでして本作を世に出そうと思ったのは、「生まれつきかな」と笑うソン監督。自身を「小さい頃から、何かをやり始めたら、絶対に最後までやり遂げるという性格」だと言います。

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