インタビュー・レポート

映画『見えない目撃者』で田口トモロヲさんが行った役作りとは……

【インタビュー連載】「今、この人に会いたい!」田口トモロヲさん ※サイン入りチェキプレゼント! 秘蔵フォトギャラリーあり

映画『見えない目撃者』に出演の田口トモロヲさん

コミカルな役からモテ男、父親、気弱なおじさん……。演じる役は幅広いが、どんな役柄でも説得力を持たせられる田口トモロヲさん。

細かく繊細な演出をする森 淳一監督のもとで苦心したこと

自らの過失で視力と弟を失った元警察官・浜中なつめ(吉岡里帆)が、車の接触事故に遭遇。車の中から助けを求める少女の声を聞き、誘拐事件だと確信したなつめは、車と接触した高校生の国崎春馬(高杉真宙)を探し出し、共に犯人を追うも、やがて女子高校生連続殺人事件が露わになり……。

誘拐事件だという訴えに耳を貸さず、捜査を打ち切った警察。その中に、次第になつめに力を貸し始める刑事が。それが田口トモロヲさん演じるベテラン刑事・木村友一です。田口さんいわく、木村は「地味で平凡で目立たない」人物。でも、終盤に「窓際の59歳で、あと1年で定年ですから、つつがなく勤め終えたら妻と……っていうバックボーンが初めて出てくる」場面があり、「そこを念頭に置いて、刑事生活を全うしようとしている、ドラマチックなことのない人生を送ってきた、いち刑事というふうに設定して演じました」。

撮影現場では、森 淳一監督が「非常に細かく繊細で、言葉のセンテンスすら、“ここで切らないで”というような」演出を。田口さんは「そこまでセリフに関して細かく言われたのは意外と初めてで、新鮮でした」と言いつつ、「少し苦心しました」とも。物語の性質上、「だいたい木村が言っていることは情報なんですよね。説明というか。だから、個性を出すのではなく、フラットに伝えることで物語を浮上させるんだなと理解して、それに努めましたけれども、ホントにフラットに、あまり抑揚をつけずに、というのは苦心しました」。

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