インタビュー・レポート

オダギリジョーさんが初長編監督作『ある船頭の話』で伝えたいこと

【インタビュー連載】「今、この人に会いたい!」オダギリジョーさん ※秘蔵フォトギャラリーあり

長編映画監督デビュー作が国際映画祭に選出されるという快挙を達成。俳優としても国内・海外を問わず活躍するオダギリジョーさん。

日本的な作品をヨーロッパの方々がどう受け取るのか、楽しみ

8月28日に開幕した第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に長編の日本映画として史上初の選出となった映画『ある船頭の話』。近代産業化と共に橋の建設が進む山あいの村を舞台に、本当に人間らしい生き方とは何かを問いかける物語が紡がれます。

ヴェネチア国際映画祭への出品は「楽しみですけど、緊張も大きい」と話すのは、監督を務めたオダギリジョーさん。『ある船頭の話』が初の長編監督作になります。監督として映画祭に参加するのは「今までの映画祭体験とはまったく違うものでしょうね」と言うのも、これまでは「役者としてご褒美的に連れて行ってもらっていた感覚」だったから。

「(映画祭は)作品への評価ですから、監督やプロデューサーが脚光を浴びるべき場所だと思うんです。だから、今回は初めて素直に映画祭に参加できるのかなと思っています」と言うオダギリさん。現地では観客と共に自身の作品を観ることになりますが、俳優として海外の映画祭に参加経験のあるオダギリさんは、「(作品が)気に入らないと、わざわざ音をたてて出て行くんですよ。その代わり、気に入ると最後の最後まで拍手が鳴り止まないっていう、ホントにわかりやすい」と反応を語ります。そんな中に置かれる監督は「胃が痛いでしょうね」と言いつつも、本作は「日本的な部分も多い作品だと思うので、それをヨーロッパの方々がどう受け取るか、どこまでこの話が理解されるのか、興味があります」。

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