インタビュー・レポート

松雪泰子さんが劇団☆新感線の『神州無頼街』で俠客の妻に!“愛される悪”を演じる

2022年劇団☆新感線 42周年興行・春公演
いのうえ歌舞伎『神州無頼街』

松雪泰子さん

ワンピース3万5200円/マメ クロゴウチ ブラウス16万5000円/ジュン アシダ ピアス4万9500円 リング14万3000円/ともにプライマル

苦労と喜びをともに味わった仲間たちとの期待の共演

劇団☆新感線の作品には2005年に上演された『吉原御免状』以来、出演を重ね、“準劇団員”とまで称されている松雪泰子さん。

前回出演した『髑髏城の七人』は、360度回転する円形劇場「IHIステージアラウンド東京」で「花」、「鳥」、「風」、「月」、「極」の5つのシーズンに分けてロングラン公演が行われ、話題となった。

松雪さんはシーズン「鳥」で気風のいい姉御肌の極楽太夫を熱演。そして延期となっていた「いのうえ歌舞伎」の『神州無頼街』に再びキャスティングされた心境について伺った。

「私が劇団☆新感線の作品で最初に衝撃を受けたのは2004年に古田新太さんが主演をなさった新国立劇場の『髑髏城の七人〜アカドクロ〜』でした。それからぜひ出演したいというラブコールをし続けて、その夢が叶ったという流れにあったのが2017年の『髑髏城の七人』です。千秋楽に舞台上にあった丘に登って目にしたお客さまで埋まった客席は忘れられないくらい感動した景色です。天魔王に対して、力のない民が悪を倒そうと一丸となるストーリーで、どのチームも命がけで挑んでいたような特別な作品でしたし、シーズンは違っても、同じ苦労や喜びを味わった仲間と今回同じステージに立てるのはすごく楽しいですね」

『神州無頼街』で共演する福士蒼汰さんと宮野真守さんは、シーズン「月」で捨之介を演じた『髑髏城の七人』の同志。ダンスに歌、そして立ち回りなど、見どころ満載のいのうえ歌舞伎をすでに体現してきたメンバーが揃っている。

演出のいのうえひでのりさんは、松雪さんたちをどのように導くのだろうか。

「いのうえさんの演出はとても的確で、ある意味、“正解”を渡してくれているという部分があると思います。それを私たち俳優は咀嚼して、速いスピードで自分のものにしていけるような感覚があります。そこにどういう風に居るべきかという明確な“あり方”というものが自ずと見えてくるんです。それをいかにダイナミックに持っていくかは、俳優の仕事だと思っています」

長年培ってきた経験を語るその言葉には、確かな“何か”を摑んだことが感じ取れる。

松雪さんが本作で演じるのは俠客の妻、麗波。夫の身堂蛇蝎を劇団☆新感線初参加となる髙嶋政宏さんが演じる。

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