「箱根駅伝」2022フォト特集 vol.2 順天堂大学編
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発売中の『家庭画報』2022年2月号では「『箱根駅伝』――仲間とともに」と題し、箱根に懸ける選手や監督の思い、大会の見所などを紹介しています。
この記事では、貴重な未公開写真をお届けします! 第2弾は、昨年(2021年)の総合7位から躍進し、総合準優勝に輝いた順天堂大学。さくらキャンパスのグラウンドで取材した際の写真をご紹介します。箱根駅伝の興奮と感動を思い出しながらお楽しみください。
未公開フォト12選
ペース走の最後、スパートをかける選手たち。左端が6区の山登りで区間賞を獲得した牧瀬圭斗主将、隣が同じ4年生で10区を走り、準優勝のゴールテープを切った近藤亮太選手。
1区を走った平 駿介選手のツイッターより、しびれるエピソードをご紹介。元日の夜、部のLINEに「どんな順位できても後ろの人達なら取り返せると信じていけるとこまで行ってみます」と書いた平選手に、牧瀬圭斗主将は「お前のヘマくらい後ろに9区間もあれば取り返せるよ」と返し、有言実行。キャプテン最高!
先頭を走るのは4年生の津田将希選手。箱根駅伝では8区を快走し、区間賞に輝いた。名前の響きが俳優・歌手の菅田将暉と似ていることもツイッターで話題に。
長門俊介監督。大らかな雰囲気を醸し出しつつ、非常にこまやかに学生一人ひとりに目を配っている。箱根駅伝での選手への声かけも「首筋のあたりに水をつけなさい」など緻密だった。
ストップウォッチを片手にタイムを読み上げているのは、4年生の吉田尚矢主務。常に穏やかで冷静沈着、監督やコーチ、選手たちの信頼が厚い。取材対応もパーフェクト!
陸上競技部のグラウンドと寮は千葉県印西市のさくらキャンパスにある。写真は順天堂大学伝統の「調整運動」をする様子。効率のよいランニングフォームの習得が目的だ。
輪になってジャンプを繰り返すのも、調整運動の一つ。皆さん、なかなかの跳躍力。青い空に青いジャージ、青いグラウンドのおかげで、本誌の順天堂大学さんのページはほぼ青一色。
両手を後ろについて右脚を上げ、体幹トレーニングをしているのは、箱根駅伝で山登りの5区を力走した四釜峻佑選手。その様子を右隣で見ているのは1区の平 駿介選手。ともに3年生で新チームを牽引する立場だ。
オリンピアンの2年生、三浦龍司選手。取材ではしっかり目を見て話す礼儀正しい青年だが、仲間によると忘れ物の常習者なのだそう。箱根駅伝ではエース区間の2区を走り、区間11位。駅伝での本領発揮はこれからだ。
箱根駅伝では4区で区間2位の好走を見せた石井一希選手。撮影時は先輩たちにひやかされ、照れた笑顔を見せていたが、同級生の三浦選手へのライバル心を隠さない熱い男。長門監督の期待も大きい。
キャンパスに近く、選手たちもよく利用する食堂「ホワイトハウス」には、15年前、順天堂大学が箱根駅伝で総合優勝したときの色紙が飾ってあり、長門俊介監督の名前もある。新たな色紙が飾られる日は近い?
撮影/清水千佳子
取材の合間に食べた「ホワイトハウス」のエビフライ定食。家庭画報の料理ページも担当する編集者曰く「プリッとしたエビフライだけでなく、郷愁漂う味わいのナポリタンもいい」。どの定食もボリューム満点だ。
撮影/家庭画報編集部