インタビュー・レポート

山田裕貴さんが音楽劇『海王星』に出演。幻の寺山修司作品に挑む!

【今、この人に会いたい!】山田裕貴さん ※秘蔵フォトギャラリーあり

某雑誌で「2021年 今年の顔」に選出された。2022年度前期のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』にヒロインの姉の同僚・石川博夫役で出演予定。

テレビドラマや映画に引っ張りだこの山田裕貴さんが、約2年ぶりに舞台に出演します。寺山修司が1963年に書いた戯曲で、注目の演出家・眞鍋卓嗣の演出と志磨遼平(ドレスコーズ)の音楽で初上演されることになった音楽劇『海王星』。廃船になった戦艦を使った「北海岸ホテル」を舞台に、父と息子と父の婚約者を巡って繰り広げられる甘く哀しい祝祭劇です。さて、幅広い役柄を見事に演じ分け、若手実力派俳優として注目を集める山田さんは、本作品でどんな顔を見せるのか? その魅力に迫ります!

――『海王星』で父の婚約者・葉山魔子と恋に落ちる青年・灰上猛夫を演じる山田さん。寺山戯曲を読んで、どんなことを感じたでしょう?

「第一印象としてストレートに感じたのは“愛って何?” “愛を求めたことで何が生まれるの?”ということでした。僕は、見返りを求めない無償の愛こそ本当の愛だと思っているので、ここで描かれているのは愛じゃなくて、恋や欲望なのかなと思ったり、自分だったらどうするだろうと考えたり……。若輩者の僕には、寺山修司さんの魅力みたいなことはとても語れませんが、以前『あゝ、荒野』(寺山の小説を原作とした映画)に出させていただいたときも、愛を欲してる人のお話だなという印象があったので、そういう意味では共通するものを感じました」

――ドレスコーズの志磨遼平さんが作曲した音楽の印象はいかがですか?

「猛夫の曲に関しては、どこか儚くて悲しい印象があります。これをドレスコーズさんの生演奏に乗せて舞台上で歌ったら、どんな世界になるんだろう?とか、ここは松雪泰子さんが演じる魔子さんと見つめ合いながら歌うのかなとか、いろいろ想像が広がります。音楽劇への挑戦は初めてですが、ミュージカルには一度出たことがありますし、とにかくカラオケが大好きなので、歌えることへの喜びはあります。ただ、歌からキャラクターに入るのは危険というか、歌のイメージだけで役を捉えるとキャラクターが変に固まってしまう気がするので、そこはやっぱり、お芝居の中で皆さんと会話をしながら感じたことを大切に、猛夫を作っていきたいです」

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