インタビュー・レポート

大林宣彦監督作『海辺の映画館—キネマの玉手箱』で常盤貴子さんが様々な時代の女性に!


本作はフィクションですが、「大林宣彦という一人の映画監督の生き様をドキュメンタリー映画のように観ることができる」と常盤さん。

大林監督が命を削って伝えようとしているメッセージを受け取って

本作の中でいくつもの役を演じている常盤さん。その中で、物語の軸となる移動劇団・桜隊の看板女優役は、うれしい役だったといい、彼女が団 茂(細田善彦)に「ただ気持ちに素直に、想像をふくらませて、といったようなことを言うんですけど、すごくいいなと思って。お芝居の真髄じゃないですけど、そうだよな、と。芝居って想像を豊かにふくらませることができる人であれば誰でもできることだから、お客さまもその世界に入っていけるというか。細田くんに言っているセリフでもあり、お客さまに言っているセリフでもあり。大好きなセリフです」。

『花筐/HANAGATAMI』のクランクインを控えた2016年、ステージ4の肺がんと診断された大林監督。余命6か月と宣告された中、『花筐/HANAGATAMI』を完成させ、さらには本作も。本作は「大林監督のように命を削って芸術活動をしている方からのメッセージがどんなものなのか、何を今、一生懸命に伝えようとしてくれているのか。その熱い思いを受け取ってもらえたらなと思います」。

常盤貴子/Takako Tokiwa

俳優

1972年4月30日生まれ、神奈川県出身。91年、俳優デビュー。93年のドラマ『悪魔のKISS』で強烈な印象を残し、以降主役やヒロインとしての出演が続く。2005年からは舞台にも出演。近年の主な出演作に、映画『花筐/HANAGATAMI』、『こどもしょくどう』、ドラマ『グッドワイフ』、『贋作 男はつらいよ』、舞台『王将』など。今秋放送開始予定の『京都画報』に出演。

『海辺の映画館—キネマの玉手箱』

監督・脚本:大林宣彦
出演:厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田 玲 成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子
配給:アスミック・エース

7月31日(金)より全国ロードショー

公式サイト https://umibenoeigakan.jp

Ⓒ2020「海辺の映画館—キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

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衣装協力:ドレス/Room no.8 BLACK(otto design 電話03-6804-9559) ネックレス、イヤリング/ともにmeltingpot(電話090-6766-2973)

取材・文・構成/西川敦子 撮影/小田原リエ ヘア&メイク/板倉タクマ スタイリング/吉村結子

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