インタビュー・レポート

大林宣彦監督作『海辺の映画館—キネマの玉手箱』で常盤貴子さんが様々な時代の女性に!

監督が求めるものにどれだけ近づけるか、役者魂をかりたてられる

「脚本を読むと、経験でだいたいこういう画になるだろうな、こういうつながりになるんだろうなっていうのは、ある程度わかるんですよね。でも、大林監督の場合は、脚本を読んだときと現場とでは、想像を絶する隔たりがあって。“あれ? 私が読んでたあのシーンと何か違う”ってなるんです。撮影も、こういうふうに撮るんだろうなと思っていたこととはまったく違う、なんで?って思うような撮り方をしたり。だから、できあがったときに、“あ、ここはこういう効果になるんだ”っていう驚きになっていくんですよね」

3作目でも、「観てびっくり」は変わらずあるといい、それは大林組に「ルールがないから。ルールがあるとするなら、ルールがないというルール」だと常盤さん。大林監督は「現場で思いついていることがわりと多いようですね」。だから、「その場その場で監督が求めていることにどれだけ近づくことができるかがテーマ」だと言う常盤さんですが、「それはすごく役者魂をかりたてられるというか。タレント性を求められている感じもしますし、とても楽しいところでもあるんです」。


撮影を重ねる中で、「監督から日々教えてもらって、監督も日々発見されるので、役がどんどん育っていって。だから、面白いんです」。

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