インタビュー・レポート

山田孝之さんがシングルファザーに。父と娘の10年間を描く映画『ステップ』


2019年5月1日にクランクインした本作の撮影期間を振り返って、「僕は健一として、そのとき普通に生きていただけ」と山田さん。

観た女性がほぼ泣いているのは意外。だって演じているのは僕だから!?

妻を亡くし、娘を育てることになったら、どんな感じになるのか経験してみたかったと話していた山田さん。実際に経験してみてどうだったか聞くと、「ホントは言いたくないけど」と前置きした上で、家族に感謝したと明かし、「家事はもう任せっぱなし。でも、皿がちょっと残ってると、洗っておこう、みたいなことは『ステップ』を経験してからするようになりました。あんなにいっぱいすることがあるんだなと思ったときに一つくらいは何かやるか、と。そういう、ちょっとの変化はありました」。

山田さんいわく、「この映画は、観る人の年齢や立場によって響く箇所がまったく違ってくると思う」。そう語る山田さんには、どこが響いたのでしょう。

「僕は出演しているから、客観的に観られないです。でも、びっくりしましたよ。“試写で女性はほぼ泣いてます”って聞いて。意外……いや、ちゃんとやりましたよ。やりましたけど、言っても出てるのは僕だから、入り込めない人もけっこういるんじゃないかなと思って。でも、ちゃんと健一の気持ちに寄り添ってくれたんだなと思いました」

実は女性のみならず、泣いている男性も少なくなかった試写。つまり、箇所は違っても、どこかは必ず響くということ。大切な人への思いに溢れた物語にぜひ劇場で浸ってください。

山田孝之/Takayuki Yamada

俳優

1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。99年、俳優デビュー。2003年に『WATER BOYS』でドラマ初主演、05年の映画『電車男』で主演を務める。様々なジャンルで活躍し、19年には映画『デイアンドナイト』でプロデュース、ドラマ『聖☆おにいさん』シリーズでは製作総指揮を務めた。主な近作に、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』、ミュージカル『ペテン師と詐欺師』などがある。

『ステップ』

原作:重松 清『ステップ』(中公文庫)
監督・脚本:飯塚 健
出演:山田孝之 田中里念 白鳥玉季 中野翠咲 伊藤沙莉 川栄李奈 広末涼子 余 貴美子 國村 隼
配給:エイベックス・ピクチャーズ

7月17日(金)より全国ロードショー

公式サイト https://step-movie.jp

Ⓒ2020映画『ステップ』製作委員会

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