インタビュー・レポート

山田孝之さんがシングルファザーに。父と娘の10年間を描く映画『ステップ』

3人それぞれのキャラクターが生きた、父と娘との関係

父と娘の10年間を描く本作。娘・美紀役は、3つの年代を中野翠咲さん、白鳥玉季さん、田中里念さんがそれぞれ演じています。その3人とも、素直に向き合っていたという山田さん。例えば、2歳の美紀を演じた中野さんは、「僕が来ると仕事だっていうことを覚えるので、僕の顔を見た瞬間に、機嫌が悪くなったりするんですよね」。だからといって、「空き時間に仲よくなるためにすり寄っていくっていうことはしなかったです。いうことを聞いてくれない状態でいいと思って。映画の中もそうなので」。

「(6~8歳の美紀役の)玉季は、すごく社交的な子で。だから、そのときの美紀はパパになついてくれてるなと思うと、空き時間もいろいろ話したりして。(9~12歳の美紀役の)里念ちゃんは、けっこうシャイなんですよ。実際に父との会話も減ってきてる年代。だから、無理に距離を詰めるってこともしなかったですし、撮影現場で会う人っていう認識で里念ちゃんは僕を見ていて。そのくらいの距離が、ちょうどそのときの美紀と合っているので、そのままにしました。人が代わっているってことも考えず、年代が変わってるっていうことも意識せずに、そのときの美紀とそのときのつきあいをしていきました」


「翠咲ちゃんが、もうやりたくないみたいなときに玉季が来てくれて」。2歳の美紀が向かう先に立ち、導いてくれたこともあったとか。

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