インタビュー・レポート

観る人を魅了してやまないミュージカル界のプリンス 井上芳雄

仲を深めやすい地方公演でもちょっとした問題も!? 

東京のほか、愛知・大阪・福岡公演もある『グレート・ギャツビー』。地方公演があると、カンパニーの仲が深まりやすいという井上さん。 

「東京では何かと忙しくしてしまいますし、共演者とごはんを食べようねって言いながらも、なかなか実現できなくて。でも、地方に行くとみんなどこかでごはんを食べなきゃいけないじゃないですか。だから、東京にいるときより時間はあるのに、忙しいくらい。“あの人ともごはん食べにいかなきゃ”とか“あの人とまだ行けてない”とか“あそこにも行きたい”とか。そのために体調を整えておきたい、みたいな。おいしく飲んで食べるためにね(笑)」 

そんな井上さんには、悩みが!?

 「みんなで行きたいけれども、誰が払うのかな、このメンバーだと僕かな、っていう20代の頃にはなかった問題が……(笑)。でも、後輩にごちそうしたり、あの人を誘ってみようかなって悩んだり。そういうことも含めて地方公演は楽しいです。僕は誰とでもわさわさ行けるタイプではないんですが、(田代)万里生くんや広瀬(友祐)くんとは『エリザベート』で一緒でしたから仲も深まっていますし、初めましての方もいらっしゃいますけど、今回は僕が真ん中に立たせてもらっているので、できるだけみんなと仲よく、と思いますね。Wキャストとか脇だと自由に自分が行きたい人と食事に行ったりするんですけど、座長となると座が乱れるようなことはできませんから」 

主演=カンパニーを引っ張る座長。座長なので、今回はお支払いもお願いしたいところですが……。 

「そうですねぇ。そこはもう、頑張るしかないですね(笑)。みんなのことを知りたいと思うと同時に、仲よくなるために仕事しているわけではないので、それが第一目標になるのは違うと思うんですよね。結果、仲よくなれたらうれしいですけど。そこの兼ね合いが難しいな、といつも思っています」

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