インタビュー・レポート

新国立劇場バレエ団の福岡雄大さんが語る『ロメオとジュリエット』の魅力

――そんな福岡さんが改めて感じているバレエの魅力は何でしょう?

「“言葉がない演劇”という点だと思います。台詞や歌を使わず、体の動きですべてを表現することで人の心を打つというのが、最大の魅力ですね。舞台に立って表現するのはダンサーですけど、そこには振付や音楽、装置、衣装……いろいろな要素があって、すべてが一体となって初めて一つの作品になる。そういうところも好きです」

――総合芸術といわれるゆえんですね。今後どんなふうになっていきたいですか?

「先のことはあんまり考えてないです。かといって、先を見据えてないと言ったら嘘になるんですけど。より視野を広げていきたいし、完成というものがない世界なので、踊り手としてもっともっと鍛錬していきたい。現状に満足せずに、もっともっと進化していけたらなと」

福岡雄大さん
休みがとれたら、温泉やゴルフに行きたいという福岡さん。「ゴルフは下手ですけど、広々とした開放感ある場所を回るのは気持ちいいです」

――最後に『ロメオとジュリエット』への意気込みをお願いします。

「心を打たれ、心を揺さぶられる場面がすごく多い作品だと思います。僕自身が好きなシーンも、挙げたらきりがありません。たとえば、ロメオが友人二人と踊るシーン、可愛い少女だったジュリエットが、愛のためにすべてをかけようと心を決めて大人になるシーン、ヴェローナの街の雑踏のシーン……。バレエ団の皆の個性も、一人一人出ていて面白いと思います。ぜひ劇場で、舞台上で起きる出来事すべてを観て、楽しんでいただけたら嬉しいです」

福岡雄大/Yudai Fukuoka

バレエダンサー

大阪府出身。ケイ・バレエスタジオで矢上香織、久留美、恵子に師事。2003年に文化庁在外研修員としてチューリッヒ・ジュニアバレエ団に入団、2005年から2007年はチューリッヒ・バレエ団でドゥミソリストを務める。2009年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団以降、数々の作品で主役を踊り、2012年にプリンシパルに昇格。さまざまなコンクールでの受賞のほか、2011年に中川鋭之助賞、2013年に舞踊批評家協会新人賞、2018年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞している。

ロメオとジュリエット 福岡雄大さん
撮影/鹿摩隆司

新国立劇場バレエ団『ロメオとジュリエット』

2019年10月19日・20日・24日・26日・27日/新国立劇場 オペラパレス

S席/1万2960円(10月1日以降は1万3200円)
A席/1万800円(10月1日以降は1万1000円)ほか
各種割引制度もあり

お問い合わせ/新国立劇場ボックスオフィス 電話03-5352-9999

原作/ウィリアム・シェイクスピア
音楽/セルゲイ・プロコフィエフ
振付/ケネス・マクミラン
指揮/マーティン・イェーツ
演奏/東京フィルハーモニー交響楽団
出演/小野絢子・福岡雄大(19日、24日、26日夜)、米沢 唯・渡邊峻郁(20日昼、27日)、木村優里・井澤 駿(20日夜、26日昼)ほか

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/romeo_and_juliet/

福岡雄大さんからサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!

【応募方法】

サイン入りチェキの応募締め切りは2019年10月19日(土) 9時00分です。
下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。
複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。
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