フィギュアスケート

来季も目が離せないネイサン・チェン選手、紀平選手、そしてロシア女子に注目!


アメリカの名門大学、イェール大学の学生でもあるネイサン。超ハードなスケジュールをやりくりして、日本のアイスショーに出演してくれることは本当に有難い限りです。今回もいい意味で力の抜けた、しなやかでキレのあるパフォーマンスを見せてくれました。撮影/坂本正行(世界文化社 写真部)

圧巻のパフォーマンスを見せたネイサン・チェン選手、来季への抱負を語った紀平梨花選手

今回のドリーム・オン・アイス6月28日(金)公演では紀平梨花選手も、来季のEX(エキシビション)「The Greatest」を見せてくれました。

公演後の囲み会見で「来季のFSでは、4回転サルコウ、トリプルアクセル-ダブルトウループのコンボ、3回転ルッツ、そしてそして後半にもトリプルアクセルを入れていきたい」と語っていた紀平選手。男子選手並みのハードな内容ですが(苦笑)、紀平選手なら跳んでくれそうな気がします。怪我だけには気をつけてほしいですが、楽しみに見守りたいですね。

そして、またまた圧巻の演技を見せてくれたのが、ネイサン・チェン選手。

コンスタントに続くアイスショー公演に、疲れも溜まっているのでは?と気になりましたが、そんな心配は杞憂でした。

4回転こそ1本でしたが、緩急つけたスケーティングでほぼノーミスという風格漂う演技を披露。力強さ、しなやかさ、キレ味を伴ったその心地よい滑りは、まるで氷を自由自在に操る次元に到達しているようにも見えました。

囲み会見では「今日も素晴らしい演技を見せてくれたエテリチームの合宿に参加する宇野選手がどう進化するのか気になるし、大いに刺激も受けると思う」と、宇野昌磨選手にも言及。そして、その宇野選手は2019年7月15日(月)の全日本強化合宿において、「今シーズンはメインコーチを慌てて決めるつもりはないので、僕1人でやって行くのではないかと思います」とコメント。コーチなしのシーズンインとなりそうですが、漢気溢れる宇野選手のこと、さらなる進化を見せてくれるに違いありません!

ニューフェイスのシニア参加で盛り上がり必至の女子に、ますますスキルアップした選手たちのハイレベルなスケーティングが見られる期待感が高まる男子。来シーズンの開幕が待ち遠しいですね!


トリを務めた紀平梨花選手は、来季のエキシビション(EX)ナンバーである「The Greatest」で会場を魅了してくれました。SP「Breakfast in Banghdad」はスピーディーで挑戦的な曲、トム・ディクソンさんが振り付けしたFS「International Angel of Peace」は宗教音楽も取り入れた壮大なスケール。今季の紀平選手にも期待大です。写真/坂本 清/アフロ

小松庸子/Yoko Komatsu

フリー編集者・ライター

世界文化社在籍時は「家庭画報」読み物&特別テーマ班副編集長としてフィギュアスケート特集などを担当。フリー転身後もフィギュアスケートや将棋、俳優、体操などのジャンルで、人物アプローチの特集を企画、取材している。【連載】フィギュアスケート愛(eye)を見る>>>>

取材・文/小松庸子 撮影/坂本正行(世界文化社 写真部)

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