インタビュー・レポート

安田 顕さんが母への愛情溢れる息子役を演じる映画“ぼくいこ”

心のヒダがいっぱいあって、見ていてわかる。これが俳優なんだ

サトシの母・明子役を倍賞美津子さん、父・利明役を石橋蓮司さん、兄・祐一役を村上 淳さん、サトシの恋人・真里役を松下奈緒さんが演じている本作。劇中、サトシと父、祐一が湖に行くシーンが。そこでは「倍賞さんが現場で監督に、“湖のシーン、裸のほうがいいと思う”って」提案があったと安田さんが明かしてくれました。

「残された男3人が生まれたまんまの姿で湖に、ってなんか素敵だなと。パンツ、ないほうがいいと思いました。笑っちゃうし、泣けちゃうし。蓮司さんのシャツのボタンを倍賞さんが外す、これがもう僕は泣けちゃうんです。行ってらっしゃいって言うとき、学校からの手紙を黙って読んでる倍賞さんの横顔、読んだ、考えた、振り返って息子を見る。この動作にいっぱい心のヒダがあって、それが見ていてわかるんです。これが俳優さんなんだって、思いましたね。蓮司さんも、蓮司さんがそこにいて映っていれば映画。“あ、映画だ”ってなる。すごいです。それに比べて私はなんなんだと思ったり(笑)。そういうことを今、思い出しました」

「撮影中は、自分自身を重ね合わせることはなかったです。でき上がったものを観て、自分の家族とか母親をものすごく意識しました」

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