フィギュアスケート
2019/02/05
フィギュアスケート愛(eye) 本誌『家庭画報』の「フィギュアスケート」特集を担当する、フリー編集者・ライターの小松庸子さんが独自の視点で取材の舞台裏や選手のトピックスなどを綴ります。バックナンバーを見る>>>
西日本選手権で優勝を飾った翌日のインタビューにて。最高の笑顔で取材に応じてくださいました。優勝は2013/14シーズンのNHK杯以来、実に5年ぶり。撮影/平岩 享
2019年『家庭画報』1月号、3月号にご登場くださっている髙橋大輔選手。
18年の夏から年末までの約半年間、アイスショーや関西大学での練習、試合などの密着取材をさせていただきましたが、見てきた光景のなかで印象深かったことのひとつが、後輩スケーターたちと一緒にいる時の笑顔でした。髙橋さんに伺った後輩とのエピソードから未公開インタビューの一部分をお届けします!
ーー関西大学のスケートリンクで、中村 優(しゅう)選手や細田采花選手と楽しそうに話しているのが印象的だったのですが、何かアドバイスをされたりしているのですか?
そうですね、聞かれたらですけど。ステップや踊りについてアドバイスしたり、「どうやって飛んでる?」とこちらからも聞いたりします(笑)。僕もいろいろ勉強したいと思っているので。
ーー前の現役時代も後輩に教えたりしていたんですか?
いや、あんまりそういう機会はなかったと思います。もうちょっとピリピリしていたかもしれませんね、自分自身が。変わったかなとも思うし、今ほど関西大学のスケーターが多くなかったから、そんなに練習時に話す雰囲気でもなくて。
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前の現役時代とはまた違う、勝負に対する気持ち。© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.
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